
FBで紹介されていたので読んでみました。
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/6001930/top.html戦後、
昭和天皇が政治家として動いていたことがよくわかる本です。
象徴である天皇が超法規的に動いていたのです。
戦後から今に至る体制の基礎(アメリカ追従・日米安保など)を作ったのは
昭和天皇といっても過言でもありません。
そこには
迫りくる共産主義の脅威が大きくあったのです。
共産主義に
まずそぐわないのが天皇制です。
天皇制崩壊の危機を避けるために必要だったことが
アメリカとの協調だったのです。
昭和天皇は
サンフランシスコ講和条約などにも謝意を評していたのです。
それはすなわち
東京裁判、アメリカの沖縄占領などを認めるということです。
なぜ天皇が靖国神社参拝をしないかという
靖国問題につていも言及しています。
本書は
天皇政治家史観と言えますね。
昭和天皇崩御の後の今上天皇からこそが
憲法通りの「象徴」なのかもしれません。
そして
慰霊の旅を続ける天皇皇后両陛下です。
posted by mulberry at 15:04|
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