2013年03月10日

トヨタの軍用車にオガサワラトカゲ

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3/10 旧1/29 晴れ

ここ数日、
日中は汗ばむ陽気が続いています。

オガサワラトカゲやグリーンアノールも
目につくところで活動しています。

オガサワラトカゲは
見られる場所が限定されますが・・・


父島の南部には
軍用トラックの残骸が残っています。

そこによく
オガサワラトカゲが見られます。

エンジン、タイヤの上などに
じっとしていることが多いです。

色がよく似ているので、
パッと見ると気づかないかもしれません。

でも写真のようにいるんです。笑




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2013年03月09日

夜景で「ふじ丸」

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3/9 旧1/28 晴れ

大型客船が二見湾で停泊していると、
夜景にアクセントが付きます。

この夜景は
3/7夜で「ふじ丸」です。

船のほうから
盆踊りの音楽らしきものが聞こえてきました。

船内イベントなのでしょうか。

3月はこういう光景が何度も見れるので、
楽しみにの1つとなりますね。

夜景に色を添えて。
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2013年03月08日

兄島瀬戸にザトウクジラ

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3/8 旧1/27 晴れ

昨日のガイドは
ふじ丸対応で午前・午後の半日ツアー。

そして、
午前も午後も長崎展望台に行きました。

午前はとてもラッキーなことに
そこからザトウクジラが見えました。

しかも兄島瀬戸の中のほうに大分入りこんでいたので、
展望台からはごく近くでした。

写真では万作近くに
ごみのようにごく小さくうつっています。笑

この展望台はよく来ますが、
この瀬戸の中に入り込むザトウクジラはそれほど目にしません。

案の定、午後に来た時は見れませんでした。

一期一会、出会いを大切に。

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2013年03月07日

平成24年度第4回 ルール・ガイド制度部会

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3/7 旧1/26 晴れ

昨夕、
エコツーリズム協議会のルール・ガイド制度部会が開催されました。

今回は
ガイドさんの傍聴も数人見えていました。

検討事項は
小笠原陸域ガイド登録制度実施要綱改正案
指定ルートの維持修繕等の考え方
聟島指定ルート化
アカガシラカラスバト自主ルール  などでした。

検討事項の中で概要を2点ほど。

要綱改正案では
「登録可否の審査」をより明確にしたことなどがあります。

アカガシラカラスバト自主ルールでは
今後早急にワーキンググループでたたき台を作ることに合意しました。


posted by mulberry at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする

2013年03月06日

リュウキュウマツの花粉も飛び出して・・

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小笠原にはスギが生えていません。

なので、
スギ花粉症の方には天国といえます。

実際、僕もそうです。
ありがたや、ありがたや。

父島にはスギはないですが、
リュキュウマツ(マツ科・外来種)あちこちに生えています。

明治時代から植林されて、広がっていきました。

特に戦後の米軍時代
耕作地跡など開けたところで一気に広がったように思います。

さて今、
リュキュウマツも花粉の時期です。

ちょっと触ると花粉の粉が飛びまくりです。

マツによる花粉症の方もいるのでしょうか。
もしその方は当分、小笠原来島はやめたほうがよさそうです。

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「菊と刀」(ルース・ベネディクト)

3/6 旧1/25 晴れ

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この本は1946年に出版されています。
日本語訳は1948年に長谷川松治氏によって。
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1597086

アメリカ文化人類学史上最初の日本文化論だそうです。

今となっては古典的な日本文化論ですね。

著者の「感謝のことば」にありますが、
戦時情報局がかなりかかわっていることがわかります。

つまりアメリカが戦争遂行にあたって
日本文化を理解することの必要性があったのでしょう。

翻って、日本はそういうことをやったのでしょうか。
そのあたりは不十分だったように思います。


本書は
「日本人の外面的な行動の描写」と
「それらの行動の背後にある日本人の基本的な考え方」
「日本文化のパターン」の分析です。

古典的な作品だけに、多くの方に読まれて、
内容については批判のある部分もあるようです。

基本的な分析は
西欧の二元対立軸の上にある二分法的思考でとらえられています。

例としては(西欧:日本)
「罪の文化」と「恥の文化」、義務の世界と人情の世界、
恩と義務、義務と義理など。


ちなみにタイトル「菊と刀」とは
天皇と武士・軍隊の象徴としての菊と刀でいいのかしら。

著者紹介
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%88
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2013年03月05日

巽谷砲台の三八式十二糎榴弾砲

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この巽谷砲台は
戦跡ツアーで行くことはまずありません。

千尋岩コースで
巽道路側から入るときに立ち寄ります。

榴弾砲自体は
かなり朽ち果てていてなんだかわからないような状態です。

洞窟自体は規模が大きめで
東西方向に50m以上掘られています。

そして西側1ヵ所、東側2ヶ所の砲台があります。

周辺は大きなガジュマルが生い茂っています。
その雰囲気もなかなかですよ。


榴弾砲
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%DC%D8%C3%C6%CB%A4
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夜明山の海軍十二糎高角砲

P3030004.JPG

3/5 旧1/24 晴れ

一昨日午前は戦跡ツアーでした。

世界自然遺産登録以降、
うちのツアーは森や山のツアーの要望が圧倒的です。

そのため、
戦跡ツアーが催行できないことが多くなっています。

出港日午前は比較的余裕があるので、
戦跡ツアーもお受けしやすいです。


さて、この写真は
洞窟陣地内の大砲(海軍十年式十二糎高角砲)です。

山の上のあなぐらから、東の海を見つめています。

東の海を見つめ続けて、
かれこれ70年近くになります。

きっと彼も故郷に帰りたいでしょうね。

大砲記事
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%C2%E7%CB%A4
posted by mulberry at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦跡 | 更新情報をチェックする

2013年03月04日

山の上のタコノキは小笠原らしい景色?

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父島では山の上にも
わりと普通にタコノキ(タコノキ科・固有種)があります。

島に住んでいると
普通の景色としてみています。

でも近縁種のアダンは
普通海岸付近の低地に生えると聞きます

果実(種子)も海流散布に適したようなサイズです。

だから本来、
タコノキも海岸植生の一部なのでしょう。

でもオオコウモリなどに山の上に運ばれてみると、
そこは土壌の浅い場所。

大きな樹もなく意外と定着できました。

そんな感じで山の上に分布を広げたのでしょうね。


posted by mulberry at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

かすかに星のマークが残るムスタング

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3/4  旧1/23 曇り

写真ではかなりわかりにくいですが、
星のマークがかすかに残っています。

戦闘機だった
ノースアメリカン ムスタングP-51D です。

夜明山の西側の森の中にあります。

ここは道がやぶっぽくってわかり肉ですが、
ルートとして認められています。

昨日午前の戦跡ツアーで久しぶりに訪れました。

往復30分ほどかかりますし、
足元の不安の方はお連れできません。

現場には片翼の半分くらいと、
エンジン、プロペラの一部、その他残骸が残ります。


過去記事
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%A5%E0%A5%B9%A5%BF%A5%F3%A5%B0
posted by mulberry at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦跡 | 更新情報をチェックする

2013年03月03日

海辺の夕日もいいものですね

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3/3   旧1/22 曇り

2/22付の記事で、一度紹介した場所から
また3/1夕日を見ました。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/11098301.html

この日も旅行社のツアー対応で、
サンセット&ナイトでした。

出発時間がやや遅めになったので、
宿から近いこの海岸へ。

扇浦地区の宿の方なら
車で5分もかかりません。

人もわずかしかいなくて、
じっくりゆったり見ていられます。

波の音をBGMに夕日。

いうことありませんね。

肝心の夕日は、
最後に雲にかかってしまい、水平線には届きませんでした。
posted by mulberry at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 天候・気象 | 更新情報をチェックする

2013年03月02日

千尋岩は乗船客の1割が目安の人数??

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3/2 旧1/21 晴れ

昨日は千尋岩コースでした。

予想通り、多くの方が来ていました。

全部で80人くらいにはなったのではないでしょうか。

これはあくまでも僕の推定ですが、
その便の定期船乗船客の1割が目安になるように思います。

今便は682人だったので、
1割だとそうすると68人です。

実際にはそれより多い数。

目安ですから、こんなものでいいのす。笑


入港中このコースを利用するのは
中日2日間がほとんどです。

つまり1便の間には
乗船客の2割くらいの人が千尋岩の上に立つということになります。

なかなかすごいですね。


posted by mulberry at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | エコツアー | 更新情報をチェックする

2013年03月01日

シマモチの花

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3/1 旧12/21 晴れ

シマモチ(モチノキ科・固有種・絶滅危惧Ⅱ類)の花が
咲き始めています。

花をごく小さいですが、
1本の樹木で花の数はかなり多いです。

本種は雌雄異株で、
写真のものは雌株です。

葉柄の付け根が赤みを帯びているのが
特徴の1つです。

葉そのものは
やや肉厚の葉をつけています。

そのあたりに注意していれば
比較的見つけやすいですね。



過去記事
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%A5%B7%A5%DE%A5%E2%A5%C1
posted by mulberry at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | 更新情報をチェックする