1/31 旧1/9 曇り
今日で1月が終わります。
明日から2月で、
おがさわら丸はドック明けで最初の到着便となります。
またピカピカになっていることでしょう。
さて南国小笠原ですが、
さすがに1-3月は常夏ではありません。
でも
冬でも暖かいと思われているのは間違いないですね。
これは当たっているようで、
実感としては、そうでもないように思うときもあります。
この時期、
晴れてポカポカの日は20度越える時もたまにはあります。
北風で曇天だと15-18度くらいです。
外にいると結構冷えてきます。
家の中も意外と冷えます。
ちょっとした電気ストーブがほしい時期でもあります。
僕はわりと寒がりなので、
下着Tシャツに、長袖シャツ着て、さらにフリーすを羽織っています。
つまり3枚ですね。
外に長くいるときは
薄手のウィンドブレーカーをさらに羽織ります。
天気もそれほど安定せず、晴れの日は続きません。
どっちかというと曇りの日が多いかもしれませんね。
雨はそれほどでもないのですが、短時間に降ることはよくあります。
海況は波3mが普通でしょう。
外洋は基本的に波があると考えておいたほうがいいですね。
(船に弱い人にはつらい時期です。)
今年は内地の気温が低めのようですね。
そのせいかこちらも気温が低いように感じています。
この時期の気温の目安は
最低・最高も東京のプラス10度前後くらいかな。
そう考えるとやっぱり暖かいのかな。
実感はそうでもないけど。
2012年01月31日
2012年01月30日
シマタイミンタチバナの花
1/30 旧1/8 曇り
長崎付近の遊歩道沿いで
シマタイミンタチバナ(ヤブコウジ科・固有種・絶滅危惧Ⅱ類)の花が
咲いていました。
枝先にコブがいっぱいついているように見えるのが
つぼみや花なんですね。
近づいてよく見てみましょう。
ヤブコウジ科といえば
ヤブコウジが寿限無にも出てきます。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/9221891.html
センリョウ・マンリョウも同じ科ですね。
小笠原で自生のヤブコウジ科は
本種の他、マルバタイミンタチバナ(固有種)、モクタチバナ(広域種)
計3種があります。
父島では
モクタチバナは高木性の林内にあちこちにあります。
シマタイミンタチバナ・マルバタイミンタチバナは
低木性の林内にありますが見つけるのが難しいかもしれませんね。
2012年01月29日
「徒然草・方丈記」(大伴 茫人編)
徒然草は吉田兼好(卜部兼好)、
「つれづれなるままに、日暮らし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を・・・・」
方丈記は鴨長明、
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。・・・」
でそれぞれ始まる有名な作品(随筆)です。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480423481/
書かれた時代は、
方丈記が鎌倉初期、徒然草が鎌倉末から南北朝時期。
どちらも著者は出家しています。
編者の解説によれば、
徒然草は「真正の書」、方丈記は「状況の書」としています。
そのため、この2書の内容を比較して徒然草に軍配を上げています。
(方丈記が美文ということは否定していません。)
その比較のため
この2作品が組み合わされたのが編者の意図です。
それが僕にわかったかというと・・・苦笑
何度か読まないと駄目かな。
本文の構成は
現代語訳・本文・語釈の順となっています。
つまり1つの文章に対して2回づつ読むこととなります。
随筆のなので、
色々なことを書き連ねられています。
当時も今も、
人の心・行動はあまり変わらないですね。
徒然草でも古きものをよしとしてところがあり、
笑えてしまいますね。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480423481/
カンヒザクラが咲いていますね
1/29 旧1/7 小雨
亜熱帯農業センター駐車場付近では
植栽のカンヒザクラ(ヒカンザクラ・バラ科・外来種)が花を咲かせています。
過去の記事を見ても、毎年、今頃ですね。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%A5%AB%A5%F3%A5%D2%A5%B6%A5%AF%A5%E9
沖縄などでは大々的にサクラまつりをやっていますが、
小笠原ではそれほど大規模に植えられているところはないので、
そういう行事はありません。
亜熱帯農業センターは
年中、ハイビスカスが色とりどりに咲いています。
この駐車場でカンヒザクラが咲くと、
またちょっと違った華やいだ感じになります。
落葉していて枯れ木の状態から花をつけだすと、
さえぎるものもなく花が目に入るので、印象に残りやすいですね。
デイコモしかりです。
(葉が残っていて咲くものもありますが・・)
2012年01月28日
「日本の固有植物」(東海大学出版)
1/28 旧1/6 曇り
小笠原は固有種が多いところです。
そのため、
「日本の固有植物」というタイトルにひかれて買った本です。
内容は
Ⅰ.固有植物の生物学
・・概論的な文章です。
Ⅱ.日本固有植物図鑑
・・写真は一部ですので図鑑としては物足りないでしょう。
Ⅲ.日本固有植物目録
Ⅳ.日本固有植物分布図
となっています。
図鑑のところは、小笠原の植物に付箋をつけていくと、
付箋だらけのすごいことになりました。
http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-01897-1
そんな場所ですから、昨日の記事でも紹介しましたが、
維菅束植物固有種指数が1位父島、3位母島になるんですよね。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10602773.html
2012年01月27日
維管束植物「固有種指数」、1位は小笠原・父島
「日本の固有植物」という本を読んでいます。
http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-01897-1
その中で、
「日本の固有植物のホットスポット」(海老原淳)という文章があり、
維菅束植物の固有種指数が紹介されていました。
http://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/25828.pdf
父島は堂々の1位です。
3位には母島も入っています。
(ちなみに2位は屋久島です。)
本文の説明では
小笠原には100種類以上の固有種があり、
当然の結果なのだそうです。
では父島と母島の差はなんでしょう。
やはり島の形・地形の差なのでしょうか。
父島のほうが山は低いですが、東西に幅があり、
環境の変異の多様性があるせいなのかと思います。
この固有種指数のプレスリリースはもう2年ほど前になります。
この本を読むまで知らなかったなあ・・。
http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-01897-1
その中で、
「日本の固有植物のホットスポット」(海老原淳)という文章があり、
維菅束植物の固有種指数が紹介されていました。
http://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/25828.pdf
父島は堂々の1位です。
3位には母島も入っています。
(ちなみに2位は屋久島です。)
本文の説明では
小笠原には100種類以上の固有種があり、
当然の結果なのだそうです。
では父島と母島の差はなんでしょう。
やはり島の形・地形の差なのでしょうか。
父島のほうが山は低いですが、東西に幅があり、
環境の変異の多様性があるせいなのかと思います。
この固有種指数のプレスリリースはもう2年ほど前になります。
この本を読むまで知らなかったなあ・・。
テリハハマボウの実に近づいて
2012年01月26日
シマイスノキの花を近くで見ると・・
2012年01月25日
小4総合の指導(2011年度5回目)
1/25 旧1/3 はれ
昨日、
今年度第5回目の小4総合(総合的な学習)の指導をしました。
前回は11/1ですから、2ヶ月少したちました。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10456830.html
この大神山での観察は
5月、11月、この1月と計3回目です。
季節ごとの違いが見るという狙いもあります。
5月は春から初夏の状態。11月は夏から秋の状態。
そしてこの1月はすっかり涼しくなっています。
秋から冬の状態。
シャリンバイがあちこち満開に近い状態でした。
小笠原の植生は
基本的に常緑林なので、それほど大きな変化はないです。
でも花・実の時期はそれぞれ。
そんなことも気づいてくれるとうれしいんですが、
うまく伝わったかな。・・・。
2012年01月24日
「核がなくならない7つの理由」(春原剛)
昨年、原発の事故がありました。
昨年末には、長崎に旅行し、原爆資料館を見学しました。
そのころに
「核がなくならない7つの理由」というタイトルにひかれ購入した新書です。
作者は春原剛(すのはらつよし)氏です。
http://www.shinchosha.co.jp/book/610391/
その7つの理由とは
理由1 「恐怖の均衡」は核でしか作れない
理由2 核があれば「大物扱い」される
理由3 「核の傘」は安くて便利な安全保障
理由4 オバマに面従腹背する核大国
理由5 絶対信用できない国が「隣」にあるから
理由6 「緩い核」×「汚い爆弾」の危機が迫る
理由7 クリーン・エネルギーを隠れ蓑にした核拡散
理由のそれぞれが章立てになっています。
核の問題、
性善説ではなく性悪説に基づいているのがよく分かります。
広島・長崎以降は実施には兵器としては使われていません。
破壊力ゆえに核はほぼ使えない兵器となっています。
ただ、
テロ国家といわれているような国やテロリストは
その限りではありません。
(つまり使う可能性があるということ)
核兵器が
今後も決して使われることがないことを願います。
世界の指導者は
時間をかけて「核なき世界」を目指していってほしいものです。
「小笠原諸島世界自然遺産登録記念シンポジウム」の開催について(東京都報道発表)
「小笠原諸島世界自然遺産登録記念シンポジウム」の開催について
は1/23付けの東京都の報道発表です。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2012/01/22m1n200.htm
日時
平成24年2月20日(月曜)15時00分~18時00分(開場14時30分)
場所
UDXシアター
東京都千代田区外神田4-14-1 4階
(JR秋葉原駅徒歩2分)
内容
小笠原諸島世界自然遺産登録記念シンポジウム プログラム内容
1講演
「自然環境の保全と世界遺産」
野口健氏(東京都レンジャー名誉隊長)
「世界遺産登録の意義」
吉田正人氏(IUCN日本委員会会長・筑波大学准教授)
2パネルディスカッション
「世界自然遺産とのつきあい方」
コーディネーター
可知直毅氏(首都大学東京小笠原研究委員会委員長)
パネリスト
大河内勇氏(小笠原諸島世界自然遺産地域科学委員会委員長・森林総合研究所)
千葉聡氏(東北大学准教授)
吉田正人氏(IUCN日本委員会会長・筑波大学准教授)
永野姿子氏(クラブツーリズム(株)コミュニティ旅行センターグループリーダー)
渋谷正昭氏(小笠原村産業観光課長)
近藤豊(東京都環境局自然環境部自然公園担当課長)
※出演者・内容については、今後、変更になる可能性があります。
村在住は渋谷課長だけですね。
職務上も、住民としても、
遺産になってからの変化を一番肌身で感じていることでしょう。
ぜひご参加ください。
は1/23付けの東京都の報道発表です。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2012/01/22m1n200.htm
日時
平成24年2月20日(月曜)15時00分~18時00分(開場14時30分)
場所
UDXシアター
東京都千代田区外神田4-14-1 4階
(JR秋葉原駅徒歩2分)
内容
小笠原諸島世界自然遺産登録記念シンポジウム プログラム内容
1講演
「自然環境の保全と世界遺産」
野口健氏(東京都レンジャー名誉隊長)
「世界遺産登録の意義」
吉田正人氏(IUCN日本委員会会長・筑波大学准教授)
2パネルディスカッション
「世界自然遺産とのつきあい方」
コーディネーター
可知直毅氏(首都大学東京小笠原研究委員会委員長)
パネリスト
大河内勇氏(小笠原諸島世界自然遺産地域科学委員会委員長・森林総合研究所)
千葉聡氏(東北大学准教授)
吉田正人氏(IUCN日本委員会会長・筑波大学准教授)
永野姿子氏(クラブツーリズム(株)コミュニティ旅行センターグループリーダー)
渋谷正昭氏(小笠原村産業観光課長)
近藤豊(東京都環境局自然環境部自然公園担当課長)
※出演者・内容については、今後、変更になる可能性があります。
村在住は渋谷課長だけですね。
職務上も、住民としても、
遺産になってからの変化を一番肌身で感じていることでしょう。
ぜひご参加ください。
エコツーリズム全体構想に伴う陸域自然観光資源の実踏調査(第2回、第3回)
1/24 旧1/2 はれ
1/20(第2回)と昨日1/23(第3回)、
エコツーリズム全体構想に伴う陸域自然観光資源の実踏調査で
ルートを歩いてきました。
1/20は高山線を含むジョンビーチルート。
昨日は巽道路からの赤旗山・躑躅山ルート。
それぞれ、
施設・案内板の実態、整備状況、危険箇所、自然資源の確認などをしながら
ルートを歩いています。
メンバーは
村陸域ガイドや自然関係機関職員などです。
よく指摘を受けているのが
階段の不具合、滑りやすい箇所の改善要望、
案内板の不適切説明や景観への配慮不足などです。
落石・転落などの危険性のある場所も
よく指摘されます。
自然観光資源としては
植生が主ですが、展望景観のよさもあげられます。
このあとの1週間ほどで、あと4回予定されています。
僕らガイドは、
協力という形で時間をさいて参加しています。
現場では、僕らはああだこうだといいながら、
事務局は一生懸命メモを取りながら歩いています。
このあとのとりまとめもかなり大変な労力でしょう。
いい形でまとまることを期待します。
1/20(第2回)と昨日1/23(第3回)、
エコツーリズム全体構想に伴う陸域自然観光資源の実踏調査で
ルートを歩いてきました。
1/20は高山線を含むジョンビーチルート。
昨日は巽道路からの赤旗山・躑躅山ルート。
それぞれ、
施設・案内板の実態、整備状況、危険箇所、自然資源の確認などをしながら
ルートを歩いています。
メンバーは
村陸域ガイドや自然関係機関職員などです。
よく指摘を受けているのが
階段の不具合、滑りやすい箇所の改善要望、
案内板の不適切説明や景観への配慮不足などです。
落石・転落などの危険性のある場所も
よく指摘されます。
自然観光資源としては
植生が主ですが、展望景観のよさもあげられます。
このあとの1週間ほどで、あと4回予定されています。
僕らガイドは、
協力という形で時間をさいて参加しています。
現場では、僕らはああだこうだといいながら、
事務局は一生懸命メモを取りながら歩いています。
このあとのとりまとめもかなり大変な労力でしょう。
いい形でまとまることを期待します。
2012年01月23日
赤く熟れたシマモチの果実
1/23 旧1/1 はれ
山中で、
シマモチ(モチノキ科・固有種・絶滅危惧Ⅱ類)の赤く熟れた果実を
見つけました。
1本の樹にたくさん果実をつけていました。
鳥が好みそうな色・大きさですね。
僕もかじって見ましたが甘みがありました。
図鑑などでは10月ごろが果期なので、
この樹は遅いのでしょうね。
普通、花の時期がもうそろそろですからね。
シマモチの過去のブログを見たところ、
果実について書くのは初めてのようです。
そういえば、
赤く熟れた果実を見た機会はあまりないような気がします。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%A5%B7%A5%DE%A5%E2%A5%C1
2012年01月21日
アカギ木工教室
1/21 旧12/28 はれ
一昨日夕方、
村主催のアカギ木工教室がありました。
家族4人で参加させてもらいました。
うちは
開催時間を1時間間違って記憶していました。
そのため、
木工教室参加の前にと思って、
のんびり外食していたら呼び出しがかかってしまいました。
結局30分ほど遅れて参加となりました。
ご迷惑をおかけしました。
さて、僕たちが作ったのは、妻と旭が魚のペンダント。
僕と千尋が箸です。旭は箸もです。
でも実際には箸2本は大部分は僕が削っています。
千尋と旭は最後のほうの仕上げの部分です。
削る時間が少し足りなくて、
旭の箸は太目のものになってしまいました。
これで、
僕と千尋と旭が食事の際はアカギの箸となりました。
削った生木のまま使っていますので、
洗ってすぐ乾燥させないとかびてきます。
ちなみにこの教室は
外来種対策で伐採したアカギ(トウダイグサ科・外来種)材の
有効活用を目的としたのがこの教室です。
過去の記事
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%A5%A2%A5%AB%A5%AE%CC%DA%B9%A9%B6%B5%BC%BC
2012年01月20日
南島瀬戸で親子のザトウクジラ
2012年01月19日
「山本五十六」(半藤一利)
1/19 旧12/26 はれ
山本五十六は
海軍次官から聯合艦隊司令長官となり、
現場視察で搭乗中、敵機に撃たれ人生を終えました。
著者は「山本びいき」を自称しています。
出身地も長岡で同じです。
その越後人気質が、
大事な局面での山本の言動に影響したというのが、
著者の見方です。
その気質とは、
耐えに耐えたあとの爆発的な行動なのです。
著者は「せかせかとした行動主義」
「一気に伝統や規律などを飛び越えて自分本位のあり方を示す」
という表現を使っています。
日米開戦に反対し続けた山本が
当時の近衛首相に答えた話が有名です。
「もしやれといわれるなら、1年や1年半は大いに暴れてごらんいただける」
山本びいきと自称しつつも、
きちんと山本の言動・作戦の批判もをきちんと書き込まれています。
http://www.bk1.jp/product/03434339
映画・本をセットで読むといいですね
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10563996.html。
ミッドウェイ作戦の失敗は
映画では南雲中将の涙が象徴しているように感じました。
2012年01月18日
太平洋フェリー「きそ」乗船記録
2011年12月30-31にかけて、
東京晴海ふ頭から父島まで乗船しました。
そのときの写真記録をアップしました。
http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub3-66.htm
内地での家族旅行の帰路です。
年末の小笠原ツアーで、
乗船客は700名以上となっていて満員とのことでした。
わが家族は4人部屋の1等和洋室でした。
2人はベッドで、
2人は和室部分にマットレスと布団です。
(自室の写真は忘れました。)
レストランでの食事は全食バイキングでした。
朝1200円、昼1000円、夜2000円。
メニューも豊富でしたので、妥当な値段かなという感じでした。
家族4人で毎度払うといい値段になりますけどね。
大浴場もあり、
ゆっくりお風呂に入れるのはいい気分でした。
東京湾のゆれないうちに入るお風呂はとてもよかったです。
また乗りたいですが、
乗る機会は早々ないとは思います。
「原爆被爆記録写真集 長崎市」
1/18 旧12/25 はれ
昨年末、家族で訪れた長崎県。
そのときに長崎原爆資料館も見学しました。
出口付近の売店で数冊の本を買いました。
そのうちの1冊です。
http://210.172.20.148/~suisinkyo/peace-wing-n.or.jp/cgi-bin2/cartpro2/cart.cgi?id=P-1
長崎に原爆が落とされたのは
1945-8-9 11:02です。
資料館で原爆のエネルギーについて
熱線35%・爆風50%・放射線15%と3つ分けて紹介されていました。
放射線は
後々まで影響が残ったり、後になって影響が出ています。
まちが1つなくなる原爆のエネルギー。
想像を絶するものです。
1発だけでこれですからね。
こういう写真集を見ると、
そのすごさがよく分かります。
物の崩壊・焼失だけでなく、そこには多くの人もいたのです。
黒焦げで死体となった人も写されています。
人が物のようになっている写真。
強い衝撃を受けます。
起きたことはもう戻せないですが、この現実を目の当たりにすると、
良心がある国の指導者なら、ボタンは押せないはずです。
現実に広島・長崎以降は戦争では使われていません。
(それが良心のためかは僕はしりません。)
(核実験の影響で苦しんでいる人や死んだ人がいることも
知られています。)
世の中から核がなくなることは、
抑止力としても、ないかもしれません。
でも世の政治家の良心がある限り、
今後もこの兵器が使われないことを祈っています。
広島・長崎の資料館を訪れてとてもいい勉強になりました。
2012年01月17日
シマイスノキの赤い花
1/17 旧12/24 曇り
長崎展望台付近では
シマイスノキが主体となった乾性低木林となっています。
そのあたりのシマイスノキ(固有種・マンサク科)は
赤い花をつけているのが見られます。
花びらのない花ですが、
赤いのがたくさん葉のところにあって、意外と目につきます。
シマイスノキの記事を調べてみると、
やはり1月ごろが多いようですが、10月ごろにも見られてもいます。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%A5%B7%A5%DE%A5%A4%A5%B9%A5%CE%A5%AD
小笠原植物図譜(図鑑)では11月ごろとなっています。
花期はおおむね夏以降の涼しい時期10-3月ごろと
広くとらえればいいのかもしれません。
今頃はシャリンバイも花をつけています。
シマイスノキとシャリンバイの見分けがつかない方は、
違いをこの時期に覚えてください。(笑)
2012年01月16日
本「地域資源を守っていかすエコツーリズム」
サブタイトルは「人と自然の共生システム」。
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1552309
「はじめに」によると
本書は共生型のエコツーリズムにこだわっています。
その具体例を紹介し、
エコツーを通じた自然環境の持つ価値の「活用戦略」を解説しています。
自然環境の保全のためには
「人と自然との融合体」としての地域資源のマネジメントが必要です。
本書は、
自然環境に多少影響を与えても、理念と手法がしっかりしていれば、
マネージメントは可能というスタンスです。
地域資源を活用するエコツーリズム、
エコツアーと地域資源の保全
エコツーリズムと地域資源マネジメント
<事例>地域資源の保全と利用の実際
エコツーリズムによる地域資源の保全と利用の戦略
という章立てになっています。
活用、保全、マネジメントという順立てで書き進められ、
各地の事例が紹介され、最後にまとめてなっています。
うちは生業としてガイドをやっています。
2.2節には「エコツアーガイドの役割」があります。
この節はガイドさんが著者になっているだけあって、
現実に即したとても的を得たものとなっています。