
石原慎太郎氏の著書を読むのは実はこれが初めてです。
http://www.shinchosha.co.jp/book/610426/石原氏は現在東京都知事。
都知事の発言の真意を知るには
当人の書物を読むことも一助になるかと思います。
本書は
「平和の毒」「仮想と虚妄」の2章からなります。
サブタイトルは「我欲と天罰」
天罰発言は物議をかもしました。
この本でも、日本人全体への警鐘としての真意を述べていますので、
わからないでもありません。
でも警鐘は事後でなく事前にもっとすべきだったと思います。
今回のように事後では
直接の被害者が出た状況であまりにもひどすぎる発言となってしまいました。す。
我欲の抑制の必要性については、
自由すぎるこの世の中、なんでもありの抑制のきかない世への警鐘として
理解できます。
携帯・パソコン・テレビの弊害について述べていますが、
これがなくすことはありえないでしょうから、
よりよい社会のために折り合えをつけた利用を考えるしかないでしょうね。
石原氏が本書で日本の今後に向けて提案する3つのこと。
それは、
「抑止力として核保持(あるいはその検討)、若者の労役の義務化、
税制の抜本的な改革」 です。
さてどう考えますか。
http://www.shinchosha.co.jp/book/610426/
posted by mulberry at 11:29|
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