実際に日本が降伏したのは昭和20年8月です。
昭和16年夏は
総力戦研究所による「日米戦日本必敗」という結論が出た時期です。
だから「昭和16年夏の敗戦」なのでしょう。
http://www.chuko.co.jp/bunko/2010/06/205330.html
この本では
東條英機と総力戦研究所とが絡み合いながら描かれています。
東條氏の言動・思想については他にも語られる本が多くあります。
なので僕もそれなりに知っていました。
しかし、
総力戦研究所というのをしっかり書かれている本を読むのは
これが初めてです。
組織にしがらみのない研究所員が模擬内閣を構成し、
与えられた課題に対して最終的な結論が
「日米戦日本必敗」です。
これをそのままほんとうの政府が採用していたら
戦争はなかったかもしれません。
しかし世の中には空気やしがらみがたくさん。
そのまま戦争に突入。
結果は研究所の結論通りに。
猪瀬氏は文庫本の巻末対談で、
「日本の意思決定に欠けているのは、今も昔も、ディテールの積み重ね」
「この作品でディテールを積み重ねれば
真実にたどりつくという希望を語りたかった」 と述べています。
そのあたりは彼の生き様にも現れていると思います。
http://www.chuko.co.jp/bunko/2010/06/205330.html
2011年05月10日
小4年総合の指導(2011年度2回目)
5/10 旧4/8 曇り
昨日、
小笠原小学校4年生総合(総合的な学習)の指導2回目を
実施しました。
今回は小港での海岸性の植物観察です。
前回は教室でのレクチャーでしたので、
最初のフィールドです。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10115073.html
なぜ学校から遠い小港かというと、
社会科見学(時雨ダムや扇浦浄水場)とセットになっているからです。
児童は時雨ダムの見学のあと、小港にやってきました。
次のバスの都合もあるので、実質40分位しかありませんでした。
その中で、10種類ほどの小笠原の海岸植物について解説しました。
児童はメモを取るくらいで
自主的な活動まではできませんでした。
次回以降に前浜でまた海岸植物は観察します。
児童にはそのときにじっくり自主的な活動をしてもらおうと
思います。
2011年05月09日
父島自然クラブ活動(第1回)
マルベリーでは、今年から地域貢献活動として、
島民向けの活動を始めようと思っています。
その活動を「父島自然クラブ」として
当面やっていこうかと思っています。
費用は保険代程度の実費や無料でと考えています。
実はまだ準備段階ですが、
今年度小笠原小学校に着任した先生向けに植物観察会をやることになり、
勝手にこれを1回目にすることにしました。
なので1回目は一般募集ではなく、クローズド開催です。
昨日午後、実施しました。
総合で使うフィールドである前浜と大神山神社上とで
海岸と山地の植物を紹介しました。
学校の先生は異動があるので着任した先生は、
子供たちより小笠原のことを知りません。
今回4年生の先生も異動で着任です。
総合で小笠原の植物をやるので、その予習を兼ねていました。
2回目はまだ決めていませんが
扇浦歩道を歩く会を一般募集でやろうかと思います。
ブログで告知しますので、ご参加ください。
島民向けの活動を始めようと思っています。
その活動を「父島自然クラブ」として
当面やっていこうかと思っています。
費用は保険代程度の実費や無料でと考えています。
実はまだ準備段階ですが、
今年度小笠原小学校に着任した先生向けに植物観察会をやることになり、
勝手にこれを1回目にすることにしました。
なので1回目は一般募集ではなく、クローズド開催です。
昨日午後、実施しました。
総合で使うフィールドである前浜と大神山神社上とで
海岸と山地の植物を紹介しました。
学校の先生は異動があるので着任した先生は、
子供たちより小笠原のことを知りません。
今回4年生の先生も異動で着任です。
総合で小笠原の植物をやるので、その予習を兼ねていました。
2回目はまだ決めていませんが
扇浦歩道を歩く会を一般募集でやろうかと思います。
ブログで告知しますので、ご参加ください。
小笠原は空梅雨それとも後半に降るのかな
もうそろそろ本格的に梅雨入りしてもいい時期になってきました。
小笠原は厳密に言うと、梅雨はないようですが、
5月が雨季(雨の多い時期)であることは間違いないです。
例年ですと、GW中には、何度か雨の日もあるのですが、
今年は雨天は一日もありませんでした。
5/9時点の週間予報でも、この先も雨マークはありません。
http://micos-sa.jwa.or.jp/metro/ogasawara/
今年は空梅雨なのか、
それとも5月後半から6月にかけて、どっと降るのかしら。
さてどちらでしょうか。
沢の水はどこも涸れかけているので、
それなりに雨量がないと、夏の水不足が心配になりますね。
小笠原は厳密に言うと、梅雨はないようですが、
5月が雨季(雨の多い時期)であることは間違いないです。
例年ですと、GW中には、何度か雨の日もあるのですが、
今年は雨天は一日もありませんでした。
5/9時点の週間予報でも、この先も雨マークはありません。
http://micos-sa.jwa.or.jp/metro/ogasawara/
今年は空梅雨なのか、
それとも5月後半から6月にかけて、どっと降るのかしら。
さてどちらでしょうか。
沢の水はどこも涸れかけているので、
それなりに雨量がないと、夏の水不足が心配になりますね。
日曜日は「小笠原ファイターズ」の練習
2011年05月08日
2011年台風1号が発生しました
5/8 旧4/6 はれ
台風1号が発生しました。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/11015.html
2010年は3月末に発生しました。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/9292157.html
2009年は今年と同じようなころに発生しています。
しかも小笠原に近づきそうな感じでした。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/8349378.html
今回は沖縄方面を経て、本州に近づく予想ですが、
勢力が弱そうなので、そのうち熱低になるのかもしれません。
小笠原にはさほど影響はなさそうですが、
念のため台風情報のチェックはお忘れなく。
台風1号が発生しました。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/11015.html
2010年は3月末に発生しました。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/9292157.html
2009年は今年と同じようなころに発生しています。
しかも小笠原に近づきそうな感じでした。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/8349378.html
今回は沖縄方面を経て、本州に近づく予想ですが、
勢力が弱そうなので、そのうち熱低になるのかもしれません。
小笠原にはさほど影響はなさそうですが、
念のため台風情報のチェックはお忘れなく。
小笠原諸島の世界遺産一覧表への記載推薦に関する国際自然保護連合(IUCN)の評価結果及び勧告について(第二報)
2011年5月7日付けで
「小笠原諸島の世界遺産一覧表への記載推薦に関する国際自然保護連合(IUCN)の
評価結果及び勧告について(第二報)」が発表されました。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kenho/110507_1.html
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kenho/pdf/110507_1-01.pdf
どうやら手放しでは喜べないようです。
小笠原は3つのカテゴリーで申請をしていました。
つまり「地形・地質」「生物多様性」「生態系」です。
で認められそうなのは「生態系」のみです。
そうなると遺産範囲もかなり限定的になるのかと思います。
兄島の全域、父島や母島の一部などでしょうか。
北硫黄・南硫黄はどうかな。
「小笠原諸島の世界遺産一覧表への記載推薦に関する国際自然保護連合(IUCN)の
評価結果及び勧告について(第二報)」が発表されました。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kenho/110507_1.html
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kenho/pdf/110507_1-01.pdf
どうやら手放しでは喜べないようです。
小笠原は3つのカテゴリーで申請をしていました。
つまり「地形・地質」「生物多様性」「生態系」です。
で認められそうなのは「生態系」のみです。
そうなると遺産範囲もかなり限定的になるのかと思います。
兄島の全域、父島や母島の一部などでしょうか。
北硫黄・南硫黄はどうかな。
2011年05月07日
2011年の初泳ぎは5/7です
「小笠原諸島も登録ふさわしい」
小笠原諸島はどうやら世界自然遺産の仲間入りできそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110507/t10015739381000.html
この時点ではまだ決定ではありません。
IUCNからユネスコへの評価の勧告ですね。
まあほぼ決まりでしょう。
世界遺産委員会の決定は来月末ごろでしょうか。
今後、保護も観光も
世界自然遺産バブルがくるのかな。
金に踊らされる小笠原になるのかもしれません。
島内がますます割れそうだな。・・・
そんなことないですか、屋久島・知床さん。
南の島の人の心が
都会のようになるのだけはなんとしてでも避けたいですね。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110507/t10015739381000.html
この時点ではまだ決定ではありません。
IUCNからユネスコへの評価の勧告ですね。
まあほぼ決まりでしょう。
世界遺産委員会の決定は来月末ごろでしょうか。
今後、保護も観光も
世界自然遺産バブルがくるのかな。
金に踊らされる小笠原になるのかもしれません。
島内がますます割れそうだな。・・・
そんなことないですか、屋久島・知床さん。
南の島の人の心が
都会のようになるのだけはなんとしてでも避けたいですね。
「どんど晴れスペシャル」
5/7 旧4/5 曇り
昨晩、「どんど晴れスペシャル」の前編を観ました。
http://www.nhk.or.jp/drama/dondo/
この番組はもともと2007年に連続ドラマ小説としてやっていた番組です。
このときも好きで時間を見つけては見ていました。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%A4%C9%A4%F3%A4%C9%C0%B2%A4%EC
ヒロインがかわいかったのと、
ヒロインの性格(役どころ)がとても好きでした。
小田さんのテーマ曲もよかったですね。
舞台が岩手の老舗旅館です。
サービス業に従事するものとして、随所にいい学びにもなりました。
今晩は後編です。
またじっくり見たいと思います。
昨晩、「どんど晴れスペシャル」の前編を観ました。
http://www.nhk.or.jp/drama/dondo/
この番組はもともと2007年に連続ドラマ小説としてやっていた番組です。
このときも好きで時間を見つけては見ていました。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%A4%C9%A4%F3%A4%C9%C0%B2%A4%EC
ヒロインがかわいかったのと、
ヒロインの性格(役どころ)がとても好きでした。
小田さんのテーマ曲もよかったですね。
舞台が岩手の老舗旅館です。
サービス業に従事するものとして、随所にいい学びにもなりました。
今晩は後編です。
またじっくり見たいと思います。
2011年05月06日
すっきり晴れて初寝山
2011年05月05日
「世界自然遺産の管理の担い手等のあり方に関する調査報告書」(国土交通省)
5/5 旧4/3 曇り
国土交通省 都市・地域整備局 特別地域振興官名、
「世界自然遺産の管理の担い手等のあり方に関する調査」報告書を入手しました。
リーディングプロジェクトとして
島民の意識啓発、環境教育の充実、、産業・観光の振興、資金調達・組織強化が
求められています。
環境教育の充実に向けた具体的検討として
「生物多様性の島・小笠原諸島で環境を学ぶための活動の手引き」が
作成されました。
僕はこのアクティビティ作成のお手伝いをしました。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10076670.html
それでこの報告書も送付されてきました。
せっかく作った活動の手引きも絵に描いた餅にならないよう、
実践で活用していきたいと思います。
まずはこの手引きの存在を知ってもらう必要がありますね。
2011年05月04日
千尋岩(ハートロック)の眼下は雲海、でも母島はみえました
5/4 旧4/2 曇り
連日同じような天気が続きます。
また今朝も山の方はガスがかています。
昨日はこの連休2回目の千尋岩コース。
マルベリーのツアーは3連荘(れんちゃん)です。
(最近は麻雀やらない人も多いから連荘って知らない人もいますね。)
ふもとから見る限りは山はガスがかかっていました。
でもガスが高かったので、少しは期待して歩いていきました。
千尋岩に着いてみると、やはり眼下は雲海。
雲海が濃くなったり薄くなったりして、
でも時々海面が見えることもありました。
さらに面白いことに、
はるか遠く50kmほど先の母島が時折見えました。
父島付近だけガスがかかり、間の海上は晴れているのです
母島が見えることはまったく想定外でした。
でも記憶をたどってみると
確かにこういう光景は過去にも見ています。
たまにはこんなこともあるんですね。
標高250mでのできごとでした。
2011年05月03日
森のコースはガスの中の一日でした
5/3 旧4/1 曇り
昨日5/2は軽めの森のコースでした。
昨日は一昨日以上にひどいガスで、
低地に近いところから一日中ガスがかかっていました。
そのため山頂からの展望は
はじめからあきらめてツアーを開始しました。
午前は遊歩道として新規開設された扇浦ー桑ノ木山ルートを
歩きました。
この道は戦前に利用されて戦後は使われていなかった道です。
上のほうから歩いて2つ目の展望台まで降りていきました。
ここまでなら800mほどです。
ガスがかかりながらも、扇浦方面の展望が見えました。
午後は東平アカガシラカラスバトサンクチュアリー。
今年はハトの繁殖がまだ終わらず、ルートが一部閉鎖されたままです。
初寝山のほうへ至る道を途中まで歩きました。
写真は看板の所です。
ここ数日ハトの目撃情報があったのですが、僕たちは遭遇しませんでした。
本日5/3はまた千尋岩コースです。
朝はまだガスです。
2011年05月02日
三宅島沖倉商店の手ぬぐい
千尋岩(ハートロック)はガスがかかっていました
2011年05月01日
GW突入でローからいきなりトップに(ガイド仕事の話)
5/1 旧3/29 曇り
昨日の船では950人もの乗船客でした。
おがさわら丸は着発運航ですぐ午後出港しました。
島内はさっそくとても賑わっていました。
あちこちの観光ポイントにはそれなりに人がいました。
夜は夜でナイトツアーの車で大賑わいでした。
うちも僕はフル稼働。
午前はこの日帰る参加者のツアー。
午後は到着すぐの参加者ツアー。
そして夜はナイトツアー。
ツアー3連発でした。
結果として、
1周15km程度の周遊道路を3周することになりました。
今月は観光客も少なく、閑散としていてわりとヒマでしたので、
ローからいきなりトップという感じです。
5/1、僕は千尋岩ツアーとナイトツアー。
妻はぱしふぃっくびいなす対応。
妻も日中はガイドが続きます。
ちなみに僕は5/7午前までガイドが続きます。
夜はお休みの日も少しあることでしょう。
しばらくトップギアを維持しつつがんばります。
がんばっぺ!マルベリー(笑)
天気がいまいちですが、みなさん楽しんでください。