
劇場には行けなかったのでDVDを購入しました。
http://www.toei-video.co.jp/data/hs/vcatalog_dvd/item/201104/dszs07157.html企画者・橘川栄作氏が高校(水戸一高)の同級生なので、
この記事は慎重に書かなくてはいけません。(苦笑)
(クレジットで水戸一高昭和56年卒一同というのも確認しました。)
映画での主人公は
井伊直弼襲撃の現場指揮をした関鉄之介(大沢たかお)です。
題名にもなっているクライマックスの「桜田門外ノ変」は
わりと早めに描かれています。
時代背景が「桜田門外ノ変」と前後しながらつながります。
そして関の逃亡劇が続いていきます。
映画のほんとうのラストは捕縛された関の最期でした。
変の場面や自刃する場面がとても生々しく
描かれていました。
刀というものは鉄砲やピストルよりもよっぽど生々しく感じるものですね。
この変は
明治維新へつながるきっかけであったことは確かです。
司馬遼太郎は「幕末」のあとがきで、
「暗殺だけは、きらいだ。」
「桜田門外ノ変だけは、歴史を躍進させた、という点で例外である。」
と書いています。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/9747126.html時代の流れもあるので、この変がなくても
少し遅れて明治維新はあったのだろうとは思います。
しかし、変を起こした人たちは報われなかった。
変革のきっかけになる人は往々にしてそうです。
映画ではその報われない人たちに焦点が当たっています。
だからこそ変の場面が
はじめのほうに設定したのでしょう。
この映画で
変を起こした人たちがきっと報われたと思います。
茨城を訪ねたくなりました。
がんばっぺ!茨城。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10095047.html
posted by mulberry at 11:18|
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