
4/23 旧3/10 はれ
清瀬信号付近にはかなり大きな碑があります。
台座の高さが1m近くで、碑の高さも2m近くで、
計3mほどの高さで、よく目立ちます。
気になって人もいるとお思います。
でも、この碑のことを知ってる人は少ないはずです。
碑文は近づいて見れば、それなりに読めます。
ただ、漢文で書かれています。
「小笠原島司阿利君紀功碑」です。
阿利君とは、阿利孝太郎氏のことで、
明治29年から20年以上、島司をつとめた方です。
島司というのは、東京府小笠原島庁の所長です。
今で言えば小笠原支庁長です。
ただこのころはかなり権限があったようです。
行政のかなりの機能を統括していたようです。
20年以上在籍してかなり功績があったことでしょう。
碑が建ってもおかしくないかもしれません。
でも、碑は在任10年位のころに建てられていますね。
そのあたりがやや気になります。
さて、今の制度なら、
支庁長は2年ほどで確実に異動です。
碑が建てられる可能性はかなり低いでしょうね。
たまには歴史のネタでした。
なお参考資料は
「小笠原高校研究紀要第3号・第4号」によります。
posted by mulberry at 08:41|
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