外交官婦人のキャサリン・サムソンが
見て感じた日本人や日本の生活などが
書かれています。
司馬遼太郎氏が嫌う昭和の初期ですが
この本では政治的・軍事的な記述は
ほとんどありません。
すでにかなり近代化していた東京のようですが、
今に比べればまだのどかな雰囲気が漂っています。
著者は長く日本に住んでいただけあって、
かなり日本びいきだとは思います。
でもイギリス人だけあって
イギリスとの比較も忘れていません。
そうした比較の上で、
日本や日本人の長所・短所も時々記述されています。
http://www.iwanami.co.jp/search/index.html
