2009年07月01日

新書:身近な雑草の不思議


4797349863_m.jpg100種類ほどの身近な雑草が紹介されています。

雑草の紹介は
第1章 ひどい名前のそのワケを
第2章 華麗なる毒草、やんちゃな薬草
第3章 四季折々の美術品
第4章 蹴られても、踏みにじられてもひと花咲かすよ
という章立てとなっています。

1つの雑草について、2ページ分が割かれ
左ページに著者のかなりストレートな表現の紹介文、右ページにイラストや写真紹介です。

http://www.sbcr.jp/books/products/detail.asp?sku=4797349863

ガイドしている僕も、
このジャンルの植物はまだまだ勉強中。

小笠原でも外来種が年々増えますね。
北硫黄でもそれなりに見られました。

posted by mulberry at 09:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

シマクマタケラン(固有種)の花


P6240048.JPG7/1 旧閏5/9 はれ

シマクマタケラン(固有種・ショウガ科)の花が
咲いています。

湿性環境の高木性の森林内に、
ところどころ自生しています。

遊歩道沿いでは中央山の入り口に見られます。

北硫黄島には
イオウクマタケラン(固有種)がありますが、
まだツボミのものしか見つかりませんでした。

ところで、和名の最後にランとつくと、
ランの仲間(ラン科)と思う人がわりといます。

でも違うものもよくあります。
小笠原でもこれはショウガ科ですし、
キキョウランはユリ科、
ホソバクリハランはシダ植物、
アオノリュウゼツランはリュウゼツラン科です。

posted by mulberry at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | 更新情報をチェックする