2008年03月29日

実家の引越し

3/29 旧2/22  はれ

午前は昨日同様、
子供たちのプログラムを実施します。

午後、おがさわら丸に乗船します。
出張です。

僕の実家の引越しもあります。
母親はまだ健在ですが、
とうとう、実家がなくなってしまいます。

内地に出張しても帰るところがなくなり、
ちょっとさびしい気もあります。

でも、母が小笠原に来ますので、
我が家は一層にぎやかになることでしょう。

笑い声、怒鳴り声、歌声、おしゃべり。
家族が揃っていると、静かになる時間は、
ほんと夜中だけですね。

では内地で、
花粉症とも戦ってきます。


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2008年03月28日

B&G小笠原海洋体験クルーズ


P3282193.JPG3/28 旧2/21  快晴

今日と明日は、B&G小笠原海洋体験クルーズで、
日中、子供たちが500人近く上陸しています。

うちは、3人体制で、
小港の海岸林の紹介をしています。
45分のプログラムを2日間で12回やります。

スノーケリング、カヤックとのセットになっており、
3つのプログラムで、半日構成になっています。

海岸林紹介は、いくつかのポイントを作り、
クイズ形式で紹介しています。

モモタマナの実を石で割って食べる体験も
入れています。

写真は、子供たちがしゃがみこんで、
実を割っているところです。

最近はこういう体験も減っているので、
いい経験になることでしょう。

モモタマナ、おいしいですよ。



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2008年03月27日

日本植物友の会

3/27 旧2/20  小雨

昨日と今日の2日間、
日本植物友の会ご一行様をご案内しています。

この時期の在来種の花の咲いている場所を
主にまわっています。

昨日は雨模様の中、旭山遊歩道を歩き、
低木性の植物の花を紹介しました。

皆さん、熱心に観察されるのと、大人数ですので、
一般のエコツアーで想定する時間より、
かなり長めの時間が必要です。

こういう趣旨のはっきりしたメンバーは、
こちらのガイドの対応はすごくやりやすいですが、
植物全般に精通したガイドが条件ですね。

いろいろ質問も受けますし、大変は大変です。
実は、僕も答えに窮するところが少しありました。

さあ、今日もまた、
昨日とは違う花を見てまわります。

天気回復してほしいな。


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2008年03月26日

子供とお散歩、旭山

P3232171.JPG

3/26 旧2/19  くもり 定期船11:30着 456人

妻と子供2人は、先便で、妻の実家に行っています。

出発の日の午前、子供2人といっしょに、
ツアーの下見を兼ねて、旭山・旭山南峰に
行きました。

あきらは4歳なったばかりですが、
この冬場に、ずいぶん歩いたので、
旭山くらいの行程は楽々です。

3人で歩くと、あきらは一番後ろと前を嫌がって、
真ん中を歩きたがります。
たぶん前と後ろは不安なんだと思います。

僕が一番後ろを歩いていたのですが、
ときどきあきらを抜かそうとすると、
あきらは必死で邪魔をされました。

小さい子の心理って、よく分からないけど、
面白いもんです。

人の気持ちを分かるって難しいけど、
なんとなく行動に出るところあるもんです。
そのあたりに敏感になっていきたいと思います。

子供にも、参加者にも。あ、妻にもだ。

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2008年03月25日

本:観光文化学


978-4-7885-1080-7.jpg3/25  旧2/18  くもり

観光文化学というタイトルは
観光と文化をめぐる問題について、
検討しているところからつけられています。

観光を作り出すしかけ、観光が作り出す文化、
新しい観光のトレンドというテーマで、
それぞれの事例について解説されています。

エコツーリズムについても
新しい観光のトレンドのところで解説され、
マレーシア・サバ州、西表島、
アフリカゴリラツアーなどが取り上げられています。

現在では観光と文化は、
観光地でははもう切っても切れない存在です。
ですから観光をうまく使いつつ、
地元文化を大事にしていく方策が賢明でしょう。

http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1080-7.htm
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2008年03月23日

月夜のナイトツアー(月光浴)


PA1241091.JPG3/23 旧2/16  くもり

昨日は満月でした。

ここ数日のナイトツアーでは、
まあるい明るいお月さんが出ていて、
いい月光浴でした。

こんな夜は、天体望遠鏡を助手席に乗せて、
ツアーに出かけます。

そして、タイミングを見計らってお月見開始です。

天体望遠鏡は
50倍程度のレンズでもうばっちりです。

もっと倍率を上げてもいいのですが、
そうするともう視野に全部が入りません。

満月近くなると、月がとても明るいので、
あまり見続けると、眼に残像が残ります。
ちょっと注意が必要です。

星座もいいですが、月夜もいいものです。
ロマンですね。



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2008年03月22日

女子大生3人組卒業旅行


P3222165.JPG3/22 旧2/15 はれたりくもったり、満月

参加者は
卒業旅行の関西からの女子大生3人組でした。

今日のコースは躑躅山尾根道周遊コースのあと、
ガジュマル林まで足を延ばしました。

写真は岩場を登り切った躑躅山山頂です。
気持ちのいい風が吹く中、眺めを楽しみました。

コース沿いのムニンツツジもよく咲いていました。

昼食はガジュマル林まで行き、
そこで遊びながらゆっくりすごしました。
実は僕もそこで昼食は初めてでした。


彼女たちは地元に到着した翌日が
卒業式だそうです。

そして、そのあと、すぐに研修が始まる人もあり、
4月に入社式を経て社会人です。

社会人生活、がんばってくださいね。




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2008年03月21日

南島も大シケです


P3212162.JPG3/21 旧2/14  晴れ時々曇り

低気圧のせいで、北風ピュウピュウ、
海上は大シケの一日でした。
船ツアーはみな中止のようです。

幸い天気は晴れ間も出てまずまずでしたので、
山のツアーは影響なくできました。

今日は参加者3人で、千尋岩コースでした。

写真のとおり、千尋岩から見下ろす南島の周りは、
大波で真っ白でした。

ここまでの荒れ様はそうめったにないので、
なかなか見ごたえがありました。

休憩中や歩行中、風が吹き抜け、
やや肌寒いく感じる時もありましたが、
おおむね楽しく歩けたのではないでしょうか。

明日は少し海況もおさまるといいですね。
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2008年03月20日

観光協会ガイド部会

3/20 旧2/13 くもり

昨晩、観光協会の年度末ガイド部会が
開催されました。

現在ガイド部会員は50数業者だそうです。

主要な議題は4月からの役員改選についてで
ガイド部の部長・副部長について決めました。

今年度で、観光協会会長兼ガイド部副部長が
退任の意を表しました。

新たな立候補者もいませんでしたが、
現部長と若手の2名が推薦されて、選挙になりました。

結果、圧倒的多数で現部長がそのまま部長に決まり、
副部長は接戦で決まりました。

部長:小笠原ダイビングセンター古賀氏
副部長:竹ネイチャーアカデミー竹沢氏

彼らは協会の理事となります。
5月の総会では
協会の会長・副会長が各部会の理事から選ばれます。

会長・副会長は
部会の役員は兼任できなくなりましたので、
ガイド部から会長・副会長が出た場合は、
もう1人の若手が繰り上がりで役員となります。

この議題は
特に紛糾もなく、うまく決まりました。

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2008年03月19日

ぱしふぃっくびいなす2日目


P3182148.JPG3/19 旧2/12  くもり

今日の天候は曇りで、やや不順でしたが、
何とかほとんど雨にはやられずもちました。

うちでは昨日同様、
今日も植物めぐりツアーを催行しました。
都合4回とも、満車に近い状態でした。

大勢の参加者の皆様、ありがとうございました。

ちょっとこの時期は、
長崎・中央山・小港などのコース沿いで
自生種の花の少なかったのが心残りです。

しかしこれは、自然の営みの結果ですから、
どうしようもありません。

多少のコース変更はできますが、
参加者の年齢層、ツアーの時間を考えると、
現実にはコース変更は難しいのです。

ご容赦ください。




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2008年03月18日

ぱしふぃっくびいなす来島


P3182149.JPG3/18 旧2/11  くもり

ぱしふぃっくびいなすが早朝より停泊しています。
明日の夕方まで停泊しています。

その間、乗船のお客様は通船で上陸し、
父島で観光を楽しまれます。

うちはオプショナルの植物巡りツアーのガイドを
担当させていただいています。

午前、午後それぞれ3時間づつのツアーで、
遊歩道や海岸で、植物紹介をしています。

明日も同様のツアーの予定です。

短い時間のツアーですが、
みなさん、楽しんでいただければ幸いです。

いい思い出を作ってください。



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2008年03月17日

ちびっこクラブのさよなら会

P3162136.JPG

3/17 旧2/10  雨模様

昨日午前、ちびっこクラブのさよなら会が
ありました。

ちびっこクラブには
あきらが一年間お世話になりました。

さよなら会では
子供たちの劇、歌、子供たちの紹介などが行われ、
みんな最後も活発に活動していました。
あきらもがんばっていました。

その後、謝恩会も開かれました。

ちびっこクラブでの活発な活動のおかげで、
あきらもずいぶん成長しました。

一年前は、まだ土踏まずもはっきりしなかったのが、
今は土踏まずがしっかりできています。

おしゃべりもよくできるようになりました。
まだカ行、サ行の発音がまだまだですけど。

あきらは4月からは保育園です。
保育園に2年間通います。

あきらがいなくなっても、
ちびっこのマルベリーツアーやりますから、
声をかけてくださいね。

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2008年03月16日

イワザンショウの花


P3152127.JPG3/16  旧2/9  はれ

きのう行った千尋岩付近の岩場では
イワザンショウの花が咲き始めていました。

これが分布する場所は
大体山頂付近の岩場のような所です。

形状がよく似たタチテンノウメと、
混ざって生えているところもあります。

こちらは葉っぱがつるつる光っているので、
わりと見分けは簡単です。

花の時期はなお簡単に見分けがつきます。

イワザンショウは
かつては固有種とされていましたが、
大東島にも分布し広域種ということになっています。

イワザンショウミカン科で、葉っぱをこすると、
柑橘のような香りがします。


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2008年03月15日

山旅人、ハートロックへ行く


P3152123.JPG3/15 旧2/8 くもり

今日は「山旅人」小笠原ツアーご一行様で、
千尋岩トレッキングでした。

「山旅人」さんは、昨年に引き続き、
今年も小笠原にきていただきました。
そしてガイドもうちをご利用いただき感謝です。

雨が心配された天気予報でしたが、
幸い、雨にはまったく当たらず助かりました。

目的地ではクジラのブローも見ながら
ゆっくり弁当を食べることができました。

ハウチワノキ・イワザンショウの花なども
咲いていました。

帰りに寄ったガジュマル林では
皆さん童心に帰って遊んでいました。

明日からは母島だそうです。
さらに楽しんできてください。
posted by mulberry at 17:14| Comment(0) | エコツアー | 更新情報をチェックする

2008年03月14日

卒業旅行のシーズンなのだ


P3142091.JPG3/14 旧2/7 くもり 定期船11:40着 367人

午後は男性4人で戦跡ツア-でした。

お1人と3人組の参加でしたが、
それぞれ卒業旅行とのことでした。

考えてみれば、卒業シーズンですよね。

多分、次のもう1便くらいは、
卒業旅行の方がそれなりにいると思います。

社会人になる前の最後の貴重な休暇を十分満喫して、
次のステップに進んでください。

もちろん、社会人になって、処世術を身につけ、
うまく休暇をとって、また小笠原にきてください。

小笠原休暇を上手に取れるリピータの方、
アドバイス伝授願います。
posted by mulberry at 16:43| Comment(1) | できごと | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

本:海中散歩でひろったリボン


21_S2.jpg3/13 旧2/6 くもり

副題は「ボニン島と益田一」http://www.yuiport.co.jp/CL02/detail.php?no=21

小笠原と故・益田一氏がリボンで結ばれるのは、
著者・中山千夏氏がダイバーであるからこその
発想だと思います。

本題では前半が益田一のことが書かれています。
益田一氏は
日本のダイビングや水中写真の先駆者の1人です。

後半は小笠原のこと。出会いはダイビング旅行。
小笠原の歴史や文化のお話がまとめられています。

リボンが結びつくのは
益田一氏の曽祖父・益田鷹之助が、
咸臨丸で開拓に来て、1年半滞在したこと。

そのことは益田一氏も
晩年まで知らなかったとのことです。

そして、益田一氏自身も、返還のころ、
東海大学の船での学術調査で来島しています。

気軽に読める本です。
ざっと歴史の復習にもなりますよ。

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2008年03月12日

森林生態系保護地域住民説明会

3/12 旧2/5 雨

昨晩、森林生態系保護地域の住民説明会が
実施されました。

保全管理委員会で議論されていた保全管理のあり方が
2/26の会議で大筋合意され結果が示されたものです。

保全管理計画の概要が説明され、
これは質問もほとんどなく終了。

小笠原の国有林のほとんどが
この保護地域に指定されました。

次に、入林手続きについての説明。
今後は、基本的に4時間程度の講習受講が
必要になります。
調査研究者以外は村民であることが条件です。

したがって、観光者は、都・村遊歩道以外の歩道は、
自由には歩けないことになります。

最後に、立ち入り対象ルートの説明。
従来より利用されていたルートがいくつか削除され、
また野生動物の繁殖などの配慮で、
期間限定ルートも設定されました。

しかし、村や都がルートの貸付を受けると、
このルールからは外れるそうです。
ここが実は抜け道かもしれません。

いずれにせよ、
利用する側からすると、やや厳しい結果です。
目的のためにはそうなって当然でしょうけど。

運用開始は今年9月からですが、
今後、ツアーコースの組み立て直しが必要です。

地元の行政は、硫黄島のこともそうですが、
6割を占める土地のことを国で決められてしまって、
あまり手が出せずに歯がゆい思いをしていることも、
あるのかなあと思います。住民も同じ思いでしょう。


posted by mulberry at 08:19| Comment(0) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする

2008年03月11日

帝京科学大環境科学科小笠原実習


P3102073.JPG3/11 旧2/4 くもり

この便で帝京科学大学環境科学科の
教員・学生とで50名近くが来島し、
小笠原環境野外実習を行っています。

今回環境科学科の小笠原自習は初の試みです。

うちでは、漂着ゴミ調査・海岸清掃の講師と
小笠原紹介のレクチャーを担当しました。

自由参加でのナイトツアーと山歩きの
エコツアーもやらせていただきました。

昨日の午前は
釣浜でゴミを調査しながらの海岸清掃の実習でした。

1時間ほどで、データ取りと清掃が終了し、
240kgほど回収できました。
あとで、データ集計し、結果がまとめられます。

その後は、自由参加での山歩きで26名が参加。
千尋岩を目指しました。

11時すぎからのスタートでしたので、
到着したのは1時過ぎましたが、
昼食を食べながら、いい眺めとクジラウォッチングが
楽しめました。

エコツアーでは小笠原の自然を肌で感じ、
楽しい思いもできたことでしょう。


posted by mulberry at 09:27| Comment(2) | 環境教育 | 更新情報をチェックする

2008年03月09日

今日の「遠くへ行きたい」は小笠原でした

3/9 旧2/2 はれ

日曜朝7時半から日テレ系の「遠くへ行きたい」は
小笠原でした。
旅人は益子直美さんです。

3月初旬に1便で撮影に来島されていたのでは、
すでにこのブログでも紹介済みです。

撮影の順序はめちゃくちゃでも
編集後の仕上がりは、うまい順番になっていますね。

うちもナイトツアーでガイドをしたので、
どういう風になっているか気にしていました。

まずまずだったのではないでしょうか。

島で時々テレビ番組のガイドをやりますが、
やはりカメラがあると
どうしても意識してしまいます。

特にゲストからの質問には、
より慎重な回答をせざるを得ません。

だから、考えて、
ちょっとリアクションが遅れることもあります。

今のところ大きな失敗はないですが、
テレビの発言の影響は大きいので、
今後もそういう時には注意が必要です。

posted by mulberry at 12:23| Comment(8) | メディア | 更新情報をチェックする

2008年03月08日

二人で山へ行こうbyTULIP

3/8 旧2/1 にっぽん丸停泊、定期船入港

昨日の夜、
TULIP「青春のラストラン」という番組を見ました。

何曲目かに「二人で山へ行こう」という歌が
流れてきました。

この歌はたしかかなり古い初期の頃の歌で、
僕は全然知りませんでした。

歌のタイトルは
僕らがやっているエコツアーにぴったりなものだなと
妙に気になりました。

詩の内容を見ると、愛の詩で、
行く場所は、二人で行けるところなら
山でなくてもよかったような気がします

でも、タイトルだけはいただきたいですね。
「二人で山へ行こう」
「みんなで山へ行こう」

皆さんも、愛を確かめに、
小笠原の山へ来てくださな。


posted by mulberry at 07:51| Comment(0) | メディア | 更新情報をチェックする