2006年12月21日

年賀状書き

12/21 旧11/2 はれ、暑いくらい

昨日から年賀状の準備をはじめて、
なんとか今日一日で書き終わった。

我が家では宛名は手書きにしている。
それほど深い意味はないが。

この島では
次の便の船が出るまで(12/26)に出さないと、
元旦には着かない。
その次の船は年明けになってしまう。

ということで、
今年は余裕を持って書き終わってよかった。
これなら、あとで思い出してもまだ間に合う。

しかし、
クリスマス前に年賀状を書くのも、
なんか変な気分。

今度入る船(12/23)からはサンタさんが降りてくる。
通称・おが丸サンタ。
さて今年は誰がサンタでしょうか。
昨年は僕が扮した。

posted by mulberry at 16:05| Comment(0) | できごと | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

小笠原村商工会理事会

12/20 旧11/1 朔・新月 小雨のち曇り

昨日、商工会理事会が開かれた。
僕は青年部長なので、理事となっている。

いくつかの議案があったが、

来春のクジラフェスタでは
伝統芸能のミニステージ開催や
クジラステッカーの製作をすること。

シナジースキーム事業では、
商工会として産業振興基本計画案を作成したこと。

観光団体統合については、
今後、統合に向けての作業を進めていくこと。

などについて、検討され、承認された。

詳しくは小笠原村商工会まで。
会員の皆様、
商工会の活動にも、
もっと目を向けてやってくださいね。

posted by mulberry at 15:38| Comment(0) | できごと | 更新情報をチェックする

小笠原島かるた「こ」

「こ」 こぶのき ウドノキ ラピエ セキモンノキ
       :石門

石門は
母島の北部、石門山北東部の台地上のエリアである。

ここは石灰岩の地質の上に、湿性高木林が生育し、
父島・母島でのなかでも数少ない原生的な場所である。

そんな中、
大きなシマホルトノキ(こぶのき・写真)や
ウドノキが育ち、
石門地区独特の固有種である
セキモンノキやセキモンフウライソウもある。

石灰岩の地質が、風雨での侵食によって、
とがった地形のラピエとなっている。

現在、この地区はルールが定められ、
東京と自然ガイドの同行が義務付けられている。



posted by mulberry at 11:39| Comment(0) | 島かるた | 更新情報をチェックする

小笠原島かるた「け」


CIMG1247ke.JPG「け」けが・病気 急いで運び 命を救う
     :救難飛行艇・救難ヘリ

小笠原では
命に関わる緊急の病気やけがの場合に、
海上自衛隊の救難飛行艇および救難ヘリによって
内地への搬送が行われる。

父島では、
日中は救難飛行艇が、羽田空港に向かい、
そこから都内の病院などへ。

父島の夜間および母島では
救難ヘリが硫黄島に向かい、
さらに救難飛行艇などが引き継ぐ。

いずれも、
内地の医療機関に到着までは長時間かかる。

posted by mulberry at 08:03| Comment(0) | 島かるた | 更新情報をチェックする

2006年12月19日

小笠原島かるた「く」


CIMG0032ku.JPG「く」黒い目元 さえずり遊ぶ 村の鳥
            :ハハジマメグロ

メグロは小笠原の固有種で、
国の特別天然記念物に指定されている。
また小笠原村の鳥にもなっている。

母島列島の母島、向島、妹島のみに
ハハジマメグロが生息する。
かつてはムコジマメグロもいたが、絶滅した。

メジロよりやや大きく、尾も長く、
眼の周りの黒い三角模様が特徴。

posted by mulberry at 14:27| Comment(0) | 島かるた | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

岩波少年文庫:モモ

時間どろぼうと
盗まれた時間を人間に取り返してくれた女の子の
不思議な物語。

忙しく生きている人に贈りたい本である。

モモ
モモ
posted with 簡単リンクくん at 2006.12.17
ミヒャエル・エンデ作 / 大島 かおり訳
岩波書店 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。

posted by mulberry at 13:26| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

旅行会社が視る観光立島小笠原シンポジウム


CIMG009869.JPG12/17 旧10/27 晴れているが、風強い

昨晩、
研修旅行で来島している旅行会社の5名の方が
パネラーとなって、表題のシンポが開かれた。

そして、いろいろ参考になる意見をいただけた。

まとめとして
小笠原の旅のキーワードは3つのSで、
SLOW ・SAFETY・ SMALL。
つまり、ゆっくり・安全・小さい。

ゆっくりな船旅、
かぎもかけないような安全な島。女性も安心。
小さい島で、小さな集落。

あとはこれに笑顔(SMILE)をつけましょう。



posted by mulberry at 09:05| Comment(1) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

扇浦海岸清掃


CIMG009862.JPG12/16 旧10/26 定期船11:30到着 140人。
天気は曇りがち

午前、小笠原野生生物研究会の主催で、
扇浦海岸の清掃と、除草作業が行われた。
僕もちひろとあきらを連れて行ってきた。

この会はただの会員なので、
行事に参加するのも気楽である。

作業は主に、
今までに植生回復事業で植栽した樹の
周りの除草を行った。

子供二人は
お手伝いなどまったくせずに、
砂浜でひたすら遊んでいた。
あきらはおねえちゃんのあとをずっと追って。

3歳前と一年生でも
結構ずっといっしょに仲良く遊んでいる。
さすが兄弟といったところだろうか。

posted by mulberry at 13:33| Comment(0) | できごと | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

小笠原島かるた「き」


CIMG9231ki.JPG「き」キクの仲間 母島では 樹になるよ
         :ワダンノキ

小笠原には、木性となるキク科植物が
ワダンノキ・ユズリハワダン・ヘラナレンと3種あり、
その中でも、
ワダンノキは樹高が5Mくらいにもなる樹である。

母島列島にのみ自生する固有種で、
キク科の中でも、ワダンノキ属は、
小笠原固有属である。

乳房山遊歩道沿いでは
標高の高いところに何本か見られる。
posted by mulberry at 17:36| Comment(0) | 島かるた | 更新情報をチェックする

小4総合的学習のお手伝い


CIMG009860.JPG12/15 旧10/25 年賀郵便特別扱はじめ 
はれ、かなり波立っている。

午前、大神山公園で、
おが小4年生の総合的学習のお手伝い。

前半、
植物のおさらいをやってから、
ネイチャーゲームの動物交差点を
植物バージョンにアレンジしてやってもらった。

各自に植物カードを背中に貼って、
他の人に質問しながら、
自分が何の木か当てていくゲームだ。

後半は、各自の課題をやった。

公園では、シマモクセイ、ムニンアオガンピ、
シャリンバイが咲いていた。

posted by mulberry at 11:11| Comment(0) | 環境教育 | 更新情報をチェックする

2006年12月14日

商工会青年部釣浜ビーチクリーン


CIMG00232.JPG12/14 旧10/24 はれ、

午前、
商工会青年部主催で釣浜ビーチクリーンを実施。
ゴミを内容を分析しながらの活動で、
この場所は1年ぶりである。

活動には20数名が参加してくれた。
支庁・保安庁・村役場など役所からも参加いただいた。

約1時間ほどで、きれいになって、
坂道を10分ほどかついで、上の道路まで搬出した。
実はこの作業が大変なのである。

搬出を2往復してくれた人もいて、
わりとスムーズに運び出せた。

当の青年部員や商工業者の集まりが悪く、
せっかく主催しておきながら、
自分のところの人があまり来ないのは
ほんと情けなかった。
どうすればいいもんだろうか。

でも、協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました。
posted by mulberry at 13:01| Comment(0) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする

2006年12月13日

12/14-16エコプロダクツ2006

12/14から16(10:00-17:00)まで
東京ビックサイトで
エコプロダクツ2006が開催される。

http://www.nikkei.co.jp/events/eco/

いろんなイベントも行われるし、
エコに興味のある方は行ってみて。

アンケートに答えたりすると、
いろんな景品・粗品がもらえるよ。


posted by mulberry at 09:13| Comment(0) | できごと | 更新情報をチェックする

小笠原島かるた「か」

「か」環礁に ぽつんと島が 日本最南端
         :沖ノ鳥島
沖ノ鳥島は小笠原村に属する、
日本最南端の島で、無人島。

環礁の中にぽつんと小さな島(岩)が2つあるだけで、
人が定住できるような島ではないが、
広大な排他的経済水域を保持できる意義は
とても大きい。

この島は1931年に、内務省告示第163号により、
日本領土とし、東京府小笠原支庁の管轄とされた。

ちなみに、
日本最東端も小笠原村の島、南鳥島。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E3%83%8E%E9%B3%A5%E5%B3%B6

posted by mulberry at 09:06| Comment(0) | 島かるた | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

オガサワラグミ(固有種)の花


CIMGz0208.JPG12/12 旧10/22 下弦 どんより曇っている

無事、2日間、
クラブツーリズムさんの父島ハイキングは終了。
怪我もなく、天候にもななんとか恵まれ、
満足いただけたようだった。

ツアー中、時々甘い香りがしていたので、
オガサワラグミが咲いているのは分かったが、
花が見える場所にあったのは1ヶ所だけだった。

これからあちこちで、咲くようになるだろう。
香りを楽しもう。

posted by mulberry at 13:02| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

小笠原島かるた「お」


CIMG4972o.JPG「お」おが高の 夏の体育は 前浜で
      :ウィンドサーフィン

都立小笠原高校(おが高)では、
6-10月にかけて、体育の授業として、
大村海岸(前浜)でウィンドサーフィンが行われる。

国内では、数少ないのではないだろうか。

高校の体育で、マリンスポーツができるなんて、
プールもなかった高校(水戸一高)を
卒業の僕としては、
うらやましいかぎりだ。

posted by mulberry at 08:15| Comment(2) | 島かるた | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

新書:会議で事件を起こせ

会議をよりよくするためのポイントが
序盤・中盤・終盤に分けて書かれている。

会議で事件を起こせ
山田 豊著
新潮社 (2006.11)
通常24時間以内に発送します。

posted by mulberry at 07:45| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

クラブツーリズム小笠原ツアーご一行様

12/10 旧10/20 定期船入港12:00 乗船186人 
晴れのち雨模様

この便の船は186人。
かなりさびしい数字だ。
季節が冬入りならば、来島者もすっかり冬入り。

でもおかげさまで、うちは、今日と明日の2日間、
クラブツーリズム小笠原ツアーご一行様8名の
ガイドをさせていただく。

今日の午後は、足慣らしに旭山ほかで、
明日は千尋岩の予定。

皆さん、父島・母島を楽しんでくださいね。



posted by mulberry at 17:26| Comment(0) | エコツアー | 更新情報をチェックする

小笠原島かるた「え」 

CIMG1130.JPG


え:江戸時代 アメリカ生まれ 島の父
            :ナサニエル・セーボレー

1830年、ハワイから欧米人5人と現地人の計20数名が、
小笠原に定住をはじめた。

欧米人5人のうち、
1853年ペリー来航のころまでに、1人だけ生き残り、
リーダーとなっていたのが、
ナサニエル・セーボレーである。

墓碑によると、アメリカのブラッドフォード生まれ、
1874年4月10日死去、享年80歳。

彼の墓は、東京都有形民族文化財に指定。
posted by mulberry at 08:16| Comment(0) | 島かるた | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

一年で一番つらい日・内視鏡検査

12/9 旧10/19 障害者の日 昼ごろより雨模様

父島では、年に一度の住民検診が行われている。
5日間の間に受けられる。

内地からの医療機関がやってきて、
採血・採尿・心電図・内視鏡など一通りやってくれる。

僕はもう40代で、酒飲みなので、
必ず、内視鏡は診てもらうようにしている。

一年で一番辛い日とも言える。

しかし、ここは愛するお酒のため、我慢我慢。

結果は、
ちょっと胃炎と言われたが、まあ大丈夫とのこと。
あやしいものはなさそうだ。
よかった。
posted by mulberry at 15:44| Comment(0) | できごと | 更新情報をチェックする

小笠原島かるた「う」 


D01u.jpgう 海の中 いっしょに泳げる 人気者
  :ミナミハンドウイルカ

小笠原で、ドルフィンスイムといえば、
このイルカである。

小笠原の沿岸で生息していて、
年間を通して見られるが、
泳ぐにはやはり夏の時期がおすすめ。
冬場は海況がやや悪いので、見つけにくくなる。

群れのサイズは1-30頭以上までいろいろだが、
平均すると10頭くらいの群れで泳いでいる。

南島付近の水深10-20m程度の砂地が
比較的よく見つかるポイントの1つ。
posted by mulberry at 07:41| Comment(0) | 島かるた | 更新情報をチェックする