2006年04月30日

GWは大賑わいの小笠原

968人もの乗船客がいると、
島はさすがに大賑わい。
メイン道路は人が結構歩いていた。

観光関係の方は
きっと5/6まで大忙しでしょう。
忙しくても、せいいっぱいがんばって
できるだけ満足してもらいましょう。

そのあとは梅雨に入るし、
また閑散とした小笠原になる。

でも、5月は総会の時期だから、
仕事は暇でも、何かと忙しい時期でもある。

ぼくなんか、
商工会、商工会青年部、商工女性部、
観光協会、小笠原ホエールウォッチング協会、
などなど。
委任状で済ますやつもあるけど。
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2006年04月29日

ツルワダン(固有種)の花


CIMG76290.JPG4/29 旧4/2  みどりの日
朝からどんより曇っている。雨模様になるかも。

大潮で、日中は潮がかなり引くので、
オガサワラアザミの群生地を見に行った。

オガサワラアザミもつぼみがついていたが、
この写真のツルワダン(固有種)も咲いていた。

ツルワダンはわずかしか確認できなかった。
そのなかの1つだけが咲いていた。

このエリアは
今のところヤギや人がまず来ないので、
父島では海岸性植物のいい逃げ場となっている。
しかし、崖斜面上方が崩落しやすいので、
安定な場所ではない。

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2006年04月28日

テイカカズラの花


CIMG75400.JPGテイカカズラ(広域分布)の花も
咲き出している。
内地よりは早いでしょう。

漢字で書くと、定家葛。
藤原定家にちなんだ名称だ。

広辞苑によると、
藤原定家と式士内親王との恋物語で、
死後も内親王の墓に定家葛がまつわりついたとの
伝説からきている。
詳しくはお調べあれ。

テイカカズラは父島の山でよく見る
自生のツル性植物の1つで、
ほかによく見るのはタコヅル、ムニンハナガサノキ、トキワサルトリイバラ、ムニンセンニンソウなど。
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地産地消推進会議

4/28 旧4/1 新月 大潮
朝のうちは曇っている。のち雨の予報。

昨日、
村および関係団体が集まって
地産地消推進会議が行われた。
ぼくは商工会青年部長の立場で出席。

この島の生産物は、値段が高い、少ししか出ない。
だから、高いから買わない、売れ残る。
買いたいものは少ししか出ないから買えない。
という構図である。
この何かを変えないと、全体が変わっていかない。

今までの方向として、
少しでも安く売る方法としての市開催。

需要にこたえるために、
たくさん作ってもらう方法や
多品種作ってもらう方法を検討していた。

結果的にはまだまだ成果が出ていない。

ぼくの結論は
まず島民や業者がとにかく高くても買う。
(需要の喚起)
業者は入手のためには手間を惜しまないこと。
(質を保つ)
そして、
生産者に高品質、多生産や多品種化に
つなげてもらう。
まず、どこかが我慢しないと動いていかない。

この島はすべてにおいて安売りは無理です。
だからいっそう質を高めて、
高くても来てくれる島に。

それがこの島の目指すエコツーリズムの島
ではないだろうか。

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2006年04月27日

写真集・小笠原 遥か南の蒼海

島在住で
島かるた制作委員会メンバーだった
小林修一さんが写真集を出した。

海で撮りためた素敵な写真がたくさん。

小笠原
小笠原
posted with 簡単リンクくん at 2006. 4.27
小林 修一写真・文
新風舎 (2006.4)
通常24時間以内に発送します。

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海上からの千尋岩は迫力満点


CIMG75840.JPG4/27 旧3/30 哲学の日
朝から雨模様。
子供の通学もカッパと傘の併用でお出かけ。

先日、海に出た日に千尋岩付近へ。
いつもハイキングツアーで岩の上によく行くが、
海から近づくのは最近まれ。

下に近づくと、250mほどの絶壁だけあって、
なかなかの迫力。

この付近に来たら、
ぜひ船に近づいてもらいましょう。

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2006年04月25日

フィリピンからの漂着物


CIMG75270.JPG昨日、
小港に洗剤の容器のようなものが漂着していた。

英語を読むと、フィリピン製で
PAGODAというマニラの会社だった。

これも長い旅をしてきたのだろうか。
黒潮に乗ったんなら、
沖縄・本州付近経由なのだろうか。
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2006年04月24日

「とんとんみーの冒険」小笠原編撮影中


CIMG74940.JPG4/24 旧3/27 植物学の日
曇り一時雨。

この便で、
「とんとんみーの冒険」小笠原編の撮影が
行われている。
うちで、撮影のお手伝いをしている。

ローカル系のテレビ局で今秋放映予定だそうだ。
東京ならMXとなる。

子供向けの環境系の番組で、
小笠原の自然をいろいろ撮影している。
海洋島の特徴や外来種のことなどがテーマとなる。

あすは船で、南島やザトウクジラの撮影の予定。
天候・海況がよくなりますように。
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2006年04月23日

シマギョクシンカ(固有種)の花


CIMG74830.JPG4/23 旧3/26  みどりの週間
定期船11:30着。乗船233人。  
朝のうちくもり、のち雨も予想される。

シマギョクシンカ(固有種)が
ひっそり花をつけている。
林内の低木なので、ぜんぜん目立たない。

しかし花の時期は甘い香りが漂うので、
臭覚が敏感な人はその香りで気づくだろう。

ここのところ、山を歩いて香りで気づくのは
オガサワラクチナシとこのシマギョクシンカが
このどちらかだ。
しかし、両者は生えている場所にやや違いがある。

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2006年04月22日

海上自衛隊 多用途支援艦すおう


CIMG74600.JPG4/22  旧3/25 アースデイ
晴れ間が広がった。西側はうねり大。

今朝、二見岸壁に
海上自衛隊 多用途支援艦すおうが停泊していた。

現在、父島では海上自衛隊父島分遣隊基地がある。
基地に船やヘリなどの配置はないが、
緊急輸送などでは、
ヘリコプターや救難飛行艇がやってきて、
自衛隊基地を使って離発着している。

我が家もいつ何時お世話になるかも分からない。

けが・病気 急いで運び  命を救う
  「島かるたより」


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2006年04月21日

聖ジョージ教会で結婚式

午後、島の青年部の仲間が
聖ジョージ教会で結婚式を挙げた。

新郎はもちろんだが、
新婦も島で長く働いている女性だ。

夜はパーティがある。
我が家も家族で参加して、祝福させてもらう。

末永く、お幸せに。

CIMG74440.JPG



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幕張メッセで旅フェア2006

4/21 旧3/24  下弦 民放の日
晴れているが、風がビュービュー。

あすから、幕張メッセで
旅フェア2006が開かれる。

以下は小笠原ブログからの情報。
旅フェア2006は、毎年20万人の方が来場する
規模の大きいイベントである。

開催日 4月21日(金)~23日(日)
時 間 21日(金)13:00~18:00
    22,23日(土、日)
           10:00~18:00
会 場  千葉県千葉市「幕張メッセ」

小笠原は、
エコツーリズムの島、世界自然遺産推薦候補地
であることの紹介と
小笠原エコツーリズムキャンペーンの
プレゼント応募受付も行う。

当日会場で応募いただいた方、
先着毎日1000名の方にオリジナルエコバックを
プレゼントする。

ぜひ、小笠原ブースへ遊びにいらして下さい

http://www.tabifair2006.com/
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2006年04月20日

アオノリュウゼツランそろそろ開花


CIMG73980.JPG4/20 旧3/23  穀雨 逓信記念日
小笠原小学校1-3年の宮之浜遠足。
天気は曇り、低く雲が立ち込めている。

そろそろ、アオノリュウゼツランが開花しそうだ。
そうすると、ここにもオオコウモリが夜間、
蜜を吸いにやってくる。

昨年より、花の咲き出しはやや遅い。

写真の場所は、都道ぞいの毎年定番の場所。
GWころはここで見れるだろう。
車の行列ができてしまうかも。

ちなみに、
アオノリュウゼツランは外来種。

posted by mulberry at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

オガサワラクチナシの白い花も咲き出した


CIMG74310.JPGオガサワラクチナシ(固有)の
白い花が咲き出している。

近くに行くと、甘いいい香りがする。
たくさん咲き出すと、
遠くからでも香りが漂ってくる。

この樹も普段は本当に目立たない。

posted by mulberry at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

ムニンネズミモチ(固有種)の花


CIMG73910.JPG4/19 旧3/22  どんより曇り空

ムニンネズミモチ・固有種の花が
咲き始めている。
これからどんどんあちこちで
咲き出しそうだ。

小笠原には固有種が多い。
ムニン・・・は例外はあるが、おおむねそうだ。

しかし、内地で見られるムニンのない・・・は、
ほとんど図鑑でしか見たことがないので、
違いを身をもって実感しているわけではない。

もっと、内地の植物も勉強しなくては。

小笠原の植物に興味ある方は、
お近くの植物もしっかり知っておくと、
いろいろ比較しやすくて楽しめますよ。

posted by mulberry at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2006年04月18日

旅チャンネル、小笠原で撮影中


CIMG74190.JPG4/18 旧3/21  発明の日 よい歯の日
晴れ間が広がった。涼しい。

この便から
CS旅チャンネルが小笠原で撮影中。
一通りの小笠原のガイドツアーの様子を
撮影している。
水中カメラマンの高砂さんもスチール撮影で
参加されている

昨日と今日、
うちの通常のナイトツアーと
日中のフィールドツアーに同行して撮影をした。

したがって、ありのままのツアーの様子が
映し出されるはずである。

放送は6月ころとか。、
我が家では契約していないので、
この番組は見れない。
残念。

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2006年04月17日

尾札部漁協(函館市)のプラ箱


CIMG74020.JPG先日、宮之浜を散策していたら、
尾札部漁組と書いたプラ箱が漂着していた。

調べてみたら、
北海道函館市にあった。
いい昆布がとれるようだ。

漂着物もずいぶん長い旅をしている。
ザトウクジラのように南下してきたのだろうか。

http://www2.wagamachi-guide.com/japanpost/search/syousai.asp?ID=722
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朝からしとしと雨模様の父島

4/17 旧3/20 土用 科学技術週間

昨晩からずっと、しとしとと雨が降っている。
お昼近くになっても、まだ降り続いている。
しかもやや肌寒い。

1年生のちひろは
雨の中、カッパを着て、元気に登校した。
きょうはお昼に帰ってくる。
いよいよあすからはお弁当もちで、午後まで授業だ。
この島の小・中学校は給食はない。

ぼくは、ガイドの仕事がなかったので、
自宅で事務仕事。

なかなか進まない、
歴史文化の調査事業の執筆を続けている。

子供みたいだが、
天気が悪いと、外に出たくならないので、
割と仕事に集中できる。

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2006年04月16日

干潮で露出している枝サンゴ


CIMG74160.JPGここのところ、
日中の干潮時はよく潮が引いているので、
湾内の枝サンゴが露出している。
枝サンゴは通称でスギノキミドリイシという。

かなり潮が引かないと露出しないので、
こういう枝サンゴが見れるチャンスは
そう多くない。

暑くなれば、泳いでいくらでも見れるが、
陸上から見れるのも何かと楽だ。

大潮の干潮時のおすすめポイントの1つ。
次回、大潮はもっと潮が引くようだ。
posted by mulberry at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

オガサワラアザミ群生地


CIMG74060.JPG4/16 旧3/19 復活祭 定期船入港11:30 228人
晴れ間が広がる。風は涼しい。

昨日、
とあるオガサワラアザミの自生地に行った。

父島ではヤギの食害で
自生地はわずかしかない。

ここはヤギがまだ来ない場所で
かなり群生して生育している。
でも、海沿いで潮が引かないと
行きにくい場所だ。

花茎がまだ出ていなかったので、
花はまだ1ヶ月以上先か。

花の時期が楽しみだ。
また、
大潮の干潮時に見に行くとするか。
posted by mulberry at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | 更新情報をチェックする