2018年12月13日

日本国紀(百田尚樹)

日本国紀 [ 百田尚樹 ] - 楽天ブックス
日本国紀 [ 百田尚樹 ] - 楽天ブックス

2018年11月発行
日本国紀(百田尚樹)
https://www.gentosha.co.jp/book/b12056.html

帯には
「日本通史の決定版!」とあります。

本文は500ページの及びますが、
古代から江戸時代と、幕末から平成までが同じくらいの分量です。

幕末から平成にかけて
より力が入っているといえるのでしょう。

いくつかのできごとや人物に関して
かなり厳しい表現も見られます。

韓国併合、幣原喜重郎、言霊主義、
GHQによるWGIP、朝日新聞などなど。

そのあたりで
眉をひそめる人もきっといるんだろうなと感じました。

異論を唱える人もあることでしょう。


小説家である百田氏が書いた日本の通史、
500ページでもスラスラ読めました。


小笠原に住む僕にとって、
特筆すべきは260-261ページ水野忠徳です。

小笠原諸島の領有のことが
きちんと書かれています。



posted by mulberry at 14:47| 東京 ☁| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

「猫と海賊」(なだいなだ)

【中古】 猫と海賊 /なだいなだ(著者),小幡堅(その他) 【中古】afb - ブックオフオンライン楽天市場店
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1995年5月発行
「猫と海賊」(なだいなだ)。
https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784036430307

小笠原にはなじみの深い
嶋谷市左衛門(島谷市左衛門)の物語です。

嶋谷が長崎で船を作り、
小笠原探検を成功させるまでが描かれています。

嶋谷という名字は
江戸で将軍に船を見せたときに許されたようです。

ヒラウトという猫が
語り部となっています。


こんな本もあったんですね。
知らなかった。

小笠原の小中学校にあるのかな?
posted by mulberry at 08:06| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

小笠原始末記(新田次郎)

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1977年発行(文庫本は1981年)、
小笠原始末記(新田次郎)

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167112240

江戸時代の人物が主人公で
9編に分かれています。

タイトルの小笠原始末記は
小笠原宮内貞任が主人公。

貞任は
小笠原貞頼による小笠原発見を
幕府に申し出ていました。

奉行所の調べで、
人物詐称で江戸から重追放となったということでした。

しかしこの小説では
大岡越前守により暗殺されます。

さて、
この小説の内容は創作なのでしょうか?



その他の編では
佐久間象山、徳川家重、幡随院 長兵衛などなど。




posted by mulberry at 12:30| 東京 ☁| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年11月26日

小笠原諸島をめぐる世界史( 松尾竜之介)

小笠原諸島をめぐる世界史 [ 松尾竜之介 ] - 楽天ブックス
小笠原諸島をめぐる世界史 [ 松尾竜之介 ] - 楽天ブックス

2014年発行、
小笠原諸島をめぐる世界史( 松尾竜之介)
http://genshobo.com/?p=5942


時代としては
タスマンの発見(1639)から
明治政府の日本領土確定(1876)まで。


小笠原貞頼発見(1593)はあくまで伝承です。
このあたりのことは貞任のところで出てきます。


小笠原のことについては
既知の本・資料以上の情報はありません。


しかし、
本書の主題は世界史とのかかわりです。

小笠原での出来事にからむ
世界史・日本史が盛り込まれています。

小笠原と日本・世界とのつながりを感じることができる
構成となっています。

posted by mulberry at 16:27| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年11月21日

「小笠原が救った鳥」(有川美紀子)

小笠原が救った鳥 アカガシラカラスバトと777匹のネコ [ 有川美紀子 ] - 楽天ブックス
小笠原が救った鳥 アカガシラカラスバトと777匹のネコ [ 有川美紀子 ] - 楽天ブックス


2018年発行、
「小笠原が救った鳥」( 有川美紀子)
http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1806-8n.html


鳥とは
アカガシラカラスバトのこと(一部カツオドリも)。

2000年代はじめ頃は
50羽以下と言われていました。

僕は
その頃の調査でハトのヒナを見つけています。
それ自体が超レアでした。

現在は400頭以上はいるといわれています。

その復活物語です。
ネコの捕獲物語でもあるかと思います。

主役は
はじめから活動を続けた自然文化研究所の人たち。
脇役は協力した人たちでしょうか。

ハトにかかわっていた人たちは
懐かしい思いで読めると思います。


でも山のネコは
まだいなくなってはいません。

だからハトの数が増えていても、
手放しで喜ぶこともできません。

母島ではネコの捕獲は部分的です。
これも課題の1つです。

蛇口を締めるという意味で、
飼い猫からノラネコ・ノネコへのリスクはかなり下がっています。
posted by mulberry at 15:20| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年11月10日

核密約から沖縄問題へ  小笠原返還の政治史 ( 真崎翔)

核密約から沖縄問題へ 小笠原返還の政治史 [ 真崎翔 ] - 楽天ブックス
核密約から沖縄問題へ 小笠原返還の政治史 [ 真崎翔 ] - 楽天ブックス


2017年4月発行
核密約から沖縄問題へ  小笠原返還の政治史 ( 真崎翔)
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0871-6.html

核密約という重いテーマの本です。

タイトルからすると、小笠原はサブテーマのようですが、
本文ではかなりの量が割かれていて、
実際には小笠原が主題といえます。

目次は、
序 章 なぜ小笠原返還交渉を取り上げるのか
第1章 小笠原占領の決定
第2章 父島と硫黄島の米軍基地
第3章 返還交渉を進展させた米国側の要因
第4章 返還をめぐる米国内および日米間交渉
第5章 小笠原核「密約」と沖縄返還交渉
終 章 小笠原返還交渉とは何であったのか

本文では
小笠原や沖縄の返還交渉が克明に描かれています。

交渉過程では、
繰り返し同じような文言が出てきます。

-----------------
小笠原は返還以前、核が置かれていた事実。

小笠原返還にあたっては、核貯蔵の密約があったこと。

小笠原は一括返還されましたが、
核貯蔵密約のこともあり、
実質、硫黄島は分離されました。
(いまだに一般人が訪れることもできません)

それを踏まえて
沖縄返還にあたっては、核持ち込みの密約があったこと。

意図とは逆に
小笠原返還が、沖縄返還の時期を早めたこと。

当時の情勢、
ベトナム戦争や共産国(中・ロ)が影響していること。

アメリカの核は「核の傘」ですが、
「瓶の蓋」(日本に核を持たさない)効果もあったこと。


などなど、難しいテーマですが
返還の情勢について、とても勉強になりました。

posted by mulberry at 15:48| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

「とめられなかった戦争」(加藤陽子)

とめられなかった戦争 (文春文庫) [ 加藤 陽子 ] - 楽天ブックス
とめられなかった戦争 (文春文庫) [ 加藤 陽子 ] - 楽天ブックス

「とめられなかった戦争」(加藤陽子)、
2017年2月文庫化発行。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167908003


NHK教育テレビ「さかのぼり日本史」の内容をもとにした
単行本「NHKさかのぼり日本史②昭和 とめられなかった戦争」の文庫化です。

ポイントは
満州事変1933、日中戦争1937、日米開戦1941、マリアナ沖海戦1944。

各ポイントを章に分けて解説。

第1章 敗戦への道――1944年(昭和19年)
第2章 日米開戦 決断と記憶――1941年(昭和16年)
第3章 日中戦争 長期化の誤算――1937年(昭和12年)
第4章 満州事変 暴走の原点――1933年(昭和8年)


良くも悪くも
日本はトップダウンでの決断ができない国家。

権威と実質的な権力が違う所にあります。


世界情勢の読み違い、ボタンの掛け違い、合議の弊害、テロの心配など
様々な積み重ねが敗戦に至ったのですね。
posted by mulberry at 08:08| 東京 ☁| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年10月04日

「ボーダーツーリズム」(岩下明裕 編著)

ボーダーツーリズム 観光で地域をつくる [ 岩下 明裕 ] - 楽天ブックス
ボーダーツーリズム 観光で地域をつくる [ 岩下 明裕 ] - 楽天ブックス


2017年12月発行
「ボーダーツーリズム」(岩下明裕 編著)
http://hup.gr.jp/modules/zox/index.php?main_page=product_book_info&products_id=952


ボーダー、すなわち国境、
国境の地域を取り上げています。

ツアーとしては
国境とその隣国、あるいは国境の地域だけの両タイプあります。

地域の旅行社に協力してもらい、
モニターツアーとして試行的な取り組みもされています。

執筆者は章ごとに複数人です。

対馬-釜山、サハリン-稚内、八重山-台湾、小笠原など。

国境をつなげるツアー、魅力ありますが、
それなりのツアー代にもあるので、
両者をきちんとつなげるテーマが大事ですね。



posted by mulberry at 09:01| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年09月27日

小笠原研究年報41

20180927105451169.jpg

2018年7月発行、
「小笠原研究年報41」(首都大学東京小笠原研究委員会)。

いつも首都大学から送付いただいています。
ありがとうございます。


41は
10編の研究報告・解説、3編の研究ノート。

僕は
ホラズミクチバ、米軍施政下の初等教育に特に興味を引きました。

ほかも含めて
ガイドのネタに役立っています。

http://www.tmu-ogasawara.jp/about_ogasawara_research.html


posted by mulberry at 10:55| 東京 ☔| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年09月22日

「知ってはいけない」(矢部宏治)

知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書) [ 矢部 宏治 ] - 楽天ブックス
知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書) [ 矢部 宏治 ] - 楽天ブックス

「知ってはいけない   隠された日本支配の構造」(矢部宏治)
2017年8月発行
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000210925

これで皆さん、知ってしまいました。

きっとアメリカ軍が
完全に悪者になってしまいます。

サンフランシスコ・システムが
今も生き続けています。

いまだに半分主権国家です。

日米合同委員会と最高裁・砂川判決が
歪んだ法的関係を構造的に支えています。

砂川判決以降、
安保法体系は憲法より上位になっています。

9章わたり、
米軍の支配構造が書かれています。

日本の米軍支配構造は
実はアメリカ政府にもきちんと把握されていないようです。


日本の政治家は
憲法改正より、米軍支配構造を崩す方が先のような気がします。

posted by mulberry at 15:04| 東京 ☁| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

「戦争まで」(加藤陽子)

戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗 [ 加藤陽子 ] - 楽天ブックス
戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗 [ 加藤陽子 ] - 楽天ブックス

2016年8月発行
「戦争まで」(加藤陽子)
サブタイトル
「歴史を決めた交渉と日本の失敗」
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255009407/


日本は太平洋戦争で負けました。

そこに至る過程で、
日本は世界から「どちらを選ぶか」と三度、問われました。

満州事変後の「リットン報告書」をめぐる交渉、
日独伊三国同盟、太平洋戦争前の日米交渉です。

この3つの交渉について生徒に講義したものが
まとめられています。

「世界の道」を問われた日本は
結局、「我が道」をいってしまい、自滅しました。

交渉には、国内事情、国際情勢、与論、
それぞれがからみ、難しい面だらけ。

相手のある交渉ごと、妥協も必要。

この頃は
頻繁にテロ・暗殺も起きています。


施策決定のプロセスも
ボトムアップ型、トップダウン型あります。

戦前の日本のトップは天皇。

かなり冷静に情勢を判断されてましたが、
物言わぬ人であったため、必ずしも政策に反映されなかった。

日本は
官僚・軍部のボトムアップで失敗したともいえるかもしれません。
posted by mulberry at 13:42| 東京 ☁| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年09月19日

「震洋発進」(島尾敏雄)

【中古】 震洋発進 / 島尾 敏雄 / 潮出版社 [単行本]【ネコポス発送】 - もったいない本舗 お急ぎ便店
【中古】 震洋発進 / 島尾 敏雄 / 潮出版社 [単行本]【ネコポス発送】 - もったいない本舗 お急ぎ便店



震洋発進(島尾敏雄)
1987年発行
http://www.usio.co.jp/html/books/shosai.php?book_cd=1459


本書は
震洋の横穴、震洋発進、震洋隊幻想、「石垣島事件」補遺 
4編からなります。

著者は、戦時中、
奄美群島加計呂麻島にて第十八震洋特攻隊隊長だった人。

出撃はありませんでした。

前3編は
戦後、彼が訪ねた基地跡が舞台になっています。

「震洋の横穴」は高知県、「震洋発進」は沖縄本島金武、
「震洋隊幻想」は石垣島。


「震洋隊幻想」の舞台・石垣島では、
捕虜の斬殺で、
震洋隊では唯一(著者曰く)戦犯となり処刑された人が出ています。


「石垣島事件」補遺は
その事件の補遺です。
posted by mulberry at 08:21| 東京 ☁| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年09月05日

「新編 鳥島漂着物語」(小林郁)

新編鳥島漂着物語 18世紀の庶民の無人島体験 [ 小林郁 ] - 楽天ブックス
新編鳥島漂着物語 18世紀の庶民の無人島体験 [ 小林郁 ] - 楽天ブックス

2018年8月発行、「新編 鳥島漂着物語」 (小林郁)
https://news.toremaga.com/release/others/1159319.html

江戸時代、
幾度となく漂着した人々の足跡を描きます。

享保・元文期と天明・寛政期の
2部構成です。

わずかな上陸地点しかないような島に、
漂着した人々は伝馬船などで上陸します。

長期にわたって、暮らした人もいます。

彼らは
アホウドリを重要な食料源として暮らします。

アホウドリさえいなければ、
長期間の生活はできなかったでしょうね。

鳥島の発見記録は1675年、
小笠原に探検に来た島谷市左衛門ら。

記録のある最初の漂着上陸記録は
1681年。

明治時代には
開拓移住を始めましたが、噴火で全滅しました。


鳥島の話ですが、
小笠原と縁のある人・船が何度も登場します。

島谷市左衛門、宮本善八船、中浜万次郎(ジョン万次郎)、
玉置半衛門、明治丸など。


posted by mulberry at 16:14| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年08月26日

「新編 特攻体験と戦後」(島尾敏雄・吉田満)

新編特攻体験と戦後 (中公文庫) [ 島尾敏雄 ] - 楽天ブックス
新編特攻体験と戦後 (中公文庫) [ 島尾敏雄 ] - 楽天ブックス



1981年発行「特攻体験と戦後」(島尾敏雄・吉田満)。
新編としては2014年発行。

本書は
著者二人の対談が主となって構成されています。

著者の二人は
どちらも海軍予備学生出身。

島尾氏は震洋隊隊長として
奄美・加計呂麻島につき、特攻なく終戦を迎えました。

吉田氏は、
戦艦大和に副電測氏として乗船し、生還しました。

その後、
終戦まで人間魚雷の基地にいました。

両者の体験としては
大きく違いがあります。

ただし、
いつ死んでおかしくない境遇にいたことには違いがありません。


特攻、
僕らの人生にはあり得ない(はず)の体験です。

彼らの対談を読んでおくのは
その一端を知る意味で、意義のあることと思います。

彼らだって、学生さんだったから、
その時代の流れに巻き込まれただけなのですよね。
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「その後」の廃城(今泉慎一)

天守台に観覧車が!?城郭が野球場に!?『その後』の廃城 (じっぴコンパクト新書) [ 今泉慎一 ] - 楽天ブックス
天守台に観覧車が!?城郭が野球場に!?『その後』の廃城 (じっぴコンパクト新書) [ 今泉慎一 ] - 楽天ブックス


2018年3月発行、
「その後」の廃城(今泉慎一)
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-00910-0


明治維新、廃藩置県となり
不要になった各地の城。

1873年には廃城令も出ました。

その後、
天守が残った城は現存天守十二城として知られています。

本書では4章立てで、
名城の思いがけないエピソード、現存十二天守のエピソード、
城の再利用、太平洋戦争に翻弄された名城など。

城それぞれ、いろいろエピソードがあるものです。
posted by mulberry at 15:56| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年08月22日

「雲の墓標」(阿川弘之)

雲の墓標改版 (新潮文庫) [ 阿川弘之 ] - 楽天ブックス
雲の墓標改版 (新潮文庫) [ 阿川弘之 ] - 楽天ブックス


1956年4月刊行
「雲の墓標」(阿川弘之)
http://www.shinchosha.co.jp/book/111002/

海軍予備学生・吉野次郎。

大竹海兵団に入団後の昭和18年12月12日から、
昭和20年6月29日の特攻隊編制に指名される日までを
日記の形で表現。

他者にあてた友人の手紙なども
はさまれます。

最後は7月9日の遺書。

友ににあてた遺書に
「雲こそ我が墓標」という表現があります。


海兵団の訓練からはじまり、
飛行科となり、飛行訓練を繰り返していきます。

彼の最後は特攻です。

戦況がどんどん不利になっていく中、
特攻で出陣する人も次々と出てきます。

予備学生は、本来軍人ではありません。

戦争や海軍に対する批判的な表現は
彼らの正直な気持ちが描かれているんだろうなと思いました。


作品の中で出てきた場所には
僕が戦跡の旅で訪ねた場所がいくつか出てきました。



posted by mulberry at 13:55| 東京 ☁| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年06月19日

「提督伊藤整一の生涯」(吉田満)

「提督伊藤整一の生涯」(吉田満)

僕が読んだのは
文芸春秋の単行本で、昭和52年(1977)11月初版発行です。

伊藤整一は、開戦時、軍令部次長で、
最期は、戦艦大和と運命をともにした第二艦隊司令長官です。

没後、海軍大将に。

著者は大和に少尉として搭乗し、
生き延びた人物です。

「戦艦大和ノ最期」を書いています。

伊藤整一の生涯というタイトル通り、
しっかりと生涯が描かれています。

正論を通す人だったようです。

大和乗船時のことばかりに
ページをさいているわけではありませんが、
読者としてはとても気になるところです。

伊藤は、連合艦隊が決めた、
大和による特攻攻撃に、反対しました。

しかし、
死んでくれと言われて、納得したそうです。

攻撃が失敗し、敗色濃厚のときは、
独自の判断を可とするということに確認を取って。

大和出撃に対峙した
アメリカ軍の現場の司令長官はスプルーアンス大将。

伊藤とスプルーアンスは
伊藤が駐米中、親交ががあったそうです。


皮肉なものですね。

posted by mulberry at 15:42| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年06月12日

「戦艦大和ノ最期」(吉田満)

戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫) [ 吉田満 ] - 楽天ブックス
戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫) [ 吉田満 ] - 楽天ブックス

「戦艦大和ノ最期」(吉田満)
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000213166

初版あとがきは
昭和27年7月に書かれています。

初稿は終戦直後、
ほとんど一日もって書かれたそうです。

文語体で書いた意味について
おのずから文語体であったそうです。

著者は学生を繰り上げ卒業後、
海軍少尉・副電測士として大和に乗り込みました。

そして
生きて生還した数少ない生き証人。

本文を読むと、刻々と変化する状況が述べられ、
まさに生き地獄。

乗員の心情も交えています。
これがまたつらい。

重すぎる文章です。

著者は
生還のちも、特攻に志願します。

生き残りの後ろめたさに打ち勝たんとする
その心情も重いです。


戦場をまさに体験した人の文章、
重すぎます。

posted by mulberry at 13:18| 東京 ☁| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年05月01日

ハンディ版日本の名城データブック200 (今泉慎一)

ハンディ版日本の名城データブック200 (ブルーガイドセレクト) [ 今泉慎一 ] - 楽天ブックス
ハンディ版日本の名城データブック200 (ブルーガイドセレクト) [ 今泉慎一 ] - 楽天ブックス


ハンディ版日本の名城データブック200(今泉慎一)
2018年3月発行。
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-00909-4


タイトルの通り、
200の名城が1ページないし、半ページで紹介されています。

それぞれの城について
複数写真、史実、基本データ、必見ポイント、城データ、関連史跡施設などが
まとめられています。

現存・復興・模擬天守など天守のある城はある程度限られていますが、
国内にはたくさんの城跡があるんですね。
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「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」( 津川 友介)

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 [ 津川 友介 ] - 楽天ブックス
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 [ 津川 友介 ] - 楽天ブックス


「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」( 津川 友介)、
2018年4月発行。
https://store.toyokeizai.net/books/9784492046241/


本書の目的は
「どのような食事をすれば脳卒中、心筋梗塞、がんなどの病気を減らし
 健康を維持したまま長生きできる確率を上げることができるかを説明」

健康的な食事をするために必要なのは
「体によい「食品」を選ぶことで、「成分」が重要なのではない」

「ダイエットにも有効」

健康によい食品は5つ。
「魚、野菜と果物、茶色い炭水化物、オリーブオイル、ナッツ類」

健康に悪い食品は3つ
「赤い肉(鶏肉は含まない)、白い炭水化物、バターなど飽和脂肪酸」

地中海食はかなりいいようです。

なおこういったもの以外を食べてはいけないとは
言ってません。

オーガニック食材については
健康という観点からはそうでなくても問題ないとのことです。
(妊婦や小さい子供はメリットもある)


本書ではこれらのことやその他の食品について
しっかりとしてエビデンスをもとに解説しています。



長生きに興味ない人は
好きなものを好きなだけお食べください。苦笑


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